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第106回全国高等学校野球選手権大会 2日目展望

 おばんです!いよいよ夏の甲子園が開幕しました!初日から熱戦続きでしたね!では1日目の試合を簡単に振り返りましょう!

1日目
第1試合 滋賀学園(滋賀) 10-6 有田工(佐賀)
第2試合 健大高崎(群馬) 1-0 英明(香川)
第3試合 智弁学園(奈良) 9-6 岐阜城北(岐阜)
(延長11回タイブレーク)

 特に3試合目は、見ていて展開も二転三転する凄い試合でした!最終的には、常連校が力を示した印象ですね。では、2日目の展望といきましょう!

第1試合 大阪桐蔭(大阪)- 興南(沖縄)
 どちらも、春夏連覇を達成した経験のあるチーム同士の好カードとなった。強力打線を誇る大阪桐蔭打線に対して、興南のエース田崎がどう立ち向かうかが焦点になりそうだ。
 6年ぶりの夏の全国制覇に向けて、甲子園に乗り込んできた大阪桐蔭。投打において、充実の選手層を誇り、大阪大会でも貫禄のある戦いぶりが印象に残った。昨秋のチーム発足時から厚みを感じさせる投手陣は、2年生の森、中野がさらなる成長を遂げた。2人とも、持ち味の速球に磨きがかかっている。最速154キロのエース平嶋の復調もカギを握る。打線では、副主将を務める4番の德丸が好調の兆しを見せる。シュアなバッティングで、5割を超える打率を残した。大阪大会では代打での起用もあった主砲ラマルにも当たりが飛び出せば、さらに戦力に厚みが出る。
 2年ぶりの甲子園出場を果たした興南は、伝統のディフェンス力が今年も健在。チームの中心は、エース左腕の田崎。沖縄大会決勝では、最速149キロをマーク。勝負どころで低めに決まるコントロールも兼ね揃えており、攻略するのは簡単ではないだろう。2番手の金城も力強い速球を持ち味としており、強力投手陣が、強豪相手に立ち向かう。チーム発足時から課題としていた打線は、1番山川、4番丹羽の2人の1年生に期待がかかる。チーム全体としては、低く鋭い打球を徹底し、準々決勝からの3試合は2ケタ安打を記録。投打が噛み合っての初戦突破を目指す。

第2試合 明豊(大分) - 小松大谷(石川)
 打力を売りとする明豊に対して、強豪校を次々と倒してきた小松大谷の投手陣が立ち向かう構図となりそうだ。先制点をどちらが取るかも重要になりそうだ。
 今大会の出場チームの中で最多となる4年連続の夏の甲子園出場となった明豊。5試合で44得点、大分大会でのチーム打率は3割2分5厘と強力打線を売りにしている。打線の中心は、下級生のときから主力の1番木村、2番高木の上位打線。足を絡めて、相手を機動力で揺さぶることができることも特徴だ。投手陣も豊富で、大黒柱のエース野田は、大分大会での防御率が1.35、抜群のコントロールが持ち味の左腕寺本と、角度のある直球を投げ込む一ノ瀬も控えている。投打に充実した試合運びで、2年ぶりの初戦突破を目指す。
 3年ぶり出場となった小松大谷は、準決勝で日本航空石川、決勝で昨秋の神宮大会王者である星稜と、選抜出場校を連破して、甲子園に乗り込む。注目は投手2枚看板。エースの西川は決勝戦で星稜相手に6安打完封。最速138キロの直球には球速以上の伸びがある。2年生右腕の竹本も石川大会2試合で完封。18回を投げて無四球と抜群のコントロールを誇る。打線は、犠打や犠飛、機動力も絡めて手堅く攻める。選球眼のある打者が多く並んでいることも特徴だ。3番田西、4番東野は長打力も誇っており、2人の前に走者を溜められるかどうかも重要になる。

第3試合 京都国際(京都) - 札幌日大(南北海道)
 投打に総合力の高い両者の対決となりそうだ。京都国際のエース中崎、札幌日大のエース小熊の両左腕の投げ合いとなりうることも十分に考えられる。
 春夏連続出場となった京都国際は、京都大会を盤石な戦いで制し、決勝は同じ選抜出場校の京都外大西を、13得点で圧倒した。準々決勝からの3試合はすべて2ケタ得点、甲子園に向けて、打線は状態を上げている。チームを通じて本塁打は0でありながら、中軸の奥井や藤本を初めとして、打率4割以上の勝負強い打者が多く並んでいる。投げては、選抜での好投が印象に残るエース中崎に加えて、2年生左腕の西村が台頭。2人とも安定感抜群で、小牧監督も絶大な信頼を寄せている。泥臭いプレースタイルで、3年前の4強を超える活躍を目指す。
 圧倒的な打力とエースの力投で、4度目の南北海道大会決勝で、悲願の夏の甲子園出場を決めた札幌日大。地区予選から5試合でコールド勝ちを収めた打力は、長打が少ない中でも、打点を多く挙げている選手が揃う。注目は、南北海道大会で背番号18を着けていた2年生の窪田。4番で打率6割3分2厘を誇り、繋ぎの4番としての役割も担った。初戦でもカギを握る打者になりそうだ。守ってはエースの小熊(こぐま)に期待したい。テンポの良い投球リズムから、力感のないフォームで打たせて取る投球が持ち味。強敵・京都国際相手に食い下がりたいところだ。

では、当たるはずのないスコア予想です。
第1試合 大阪桐蔭1-3興南
第2試合 明豊2-4小松大谷
第3試合 京都国際6-1札幌日大

優勝候補も続々登場します!2日目も楽しみです!

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