Goodpatch入社5年目によせて
グッドパッチのビジョンをもっと多くの人に伝える広報・PR担当を募集!
目が止まった時にピンときて、すぐに連絡をした。
それが2015年10月のこと。
それからもう丸4年の月日が流れようとしている。
私は今、会社をデザインしている。
デザインが大好きで呼吸をするようにデザインに向き合っていた大学院生活。就職活動で「自分」と「社会」との大きなギャップに気づいた。デザインは多様な課題を解決する手段だと思っていたのに比べ、デザインは美しくするだけの道具だと思われていたのだ。
就職活動でデザイナーの仕事内容を聞いたり、インターンで「なぜこれをデザインするのか」わからない技術マターの仕様を渡されて、デザインにおこしてと言われうんざりしていた。面接で「UI/UXデザイナーになりたいです」「サービスデザイナーになりたいです」というものならば「何を言ってるんだこの子は」的な顔をされては企業に愛想をつかしていた。
私のデザインはビジネスから入った方ができる。
大学院まで行ったのになぜと周りは不思議がったが、負けず嫌いで天邪鬼な性格が転じて、同級生が全員メーカーのデザイナーになるような伝統校からベンチャー企業に総合職で就職した。
そこからは素晴らしい人たちとの出会いに恵まれた。どの人も主語が自分、自分たちであり、想いで社会を切り拓こうとしている人たちだった。ベンチャー・スタートアップというものがどういうことなのか。そんなことを考える暇もなく同じ船に乗り合わせた仲間たちと事業を成功させることに夢中になりがむしゃらに働き続けた27歳の秋。
仕事で出向いたイベントで耳にした言葉だ。
「これからはデザインの時代が来る。自分の信じるデザインを信じろ。」
Goodpatchというデザイン会社の社長の言葉だ。
それまでしばらくの間、自分の心の中にそっとしまったはずの「デザインが好き」という気持ちを鷲掴みにされた。
「ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる。」
「デザインの力を証明する」
私はこの2つの言葉にハートを揺さぶられたのだ。
そして目に止まった、デザインに総合職でコミットできる仕事。
グッドパッチのビジョンをもっと多くの人に伝える広報・PR担当を募集!
グッドパッチは日本の中でもとてもユニークな部類の会社なので広報のやり甲斐はあると思います。外向きの広報だけでなく、会社のビジョンをすでに50名を越えてしまったグッドパッチのメンバーにどう浸透させていくか、これがとても重要だと思っているのでそこもお願いしたいところです。
世界に打って出る会社の広報PRをやってみたい方、お気軽にご応募ください!
◯ どんな仕事内容
- 経営戦略からPR戦略への落とし込み
- メディアとのリレーション構築
- プレスリリース作成・発信
- 取材対応、各種イベントの企画実施
- 社内イベントなどの実施
とにかくなんでもやってもらいます。
◯こんな人と一緒に働きたい。
- とにかくデザインが大好き。デザインの可能性を信じてる。
- 新しい技術やサービスが好き、情報感度が高い。
- とにかく色んな会社を調べるのが好き。会社のストーリーを調べてしまう。
- ポジティブで運が良い。
- 英語がしゃべれる
- 広報として働いた経験があればなお良し
当時の仕事は経営企画室 事業推進。広報経験はもちろんゼロ。
太字のところしか読んでいなかった。
広報の仕事がどんなものかも理解しないまま本当にお気軽に応募した。
失うものは何もなかった。
とにかくこれしかないとビビッときてしまったのだ。
それから本当に色々なことを経験させてもらった。
初心表明の通り「組織にコミット」してきた4年間だった。ビジネスパーソンとしても人間としても未熟。自分の成長が会社の成長を決めてしまう現実を嫌というほど突きつけられた。何回も自分じゃない方がみんなのためにいいのではないか。楽になれるのではないかと思った。
でも私には沈みかけたこの船と、デザインの力を信じる仲間を置いて降りることはできなかった。どうしたら明日がもっと良くなるか。必死に真っ暗な海の中、いつ辿り着くのかわからない船をひたすら手で漕ぐ、そんな日々だった。
そんな日々が続いた2年半。今年、転機が訪れた。
長い、長い夜が突然明けたのだ。
はこちゃんは、3年半前にGoodpatchに入社し、社長である僕の代弁者として社内外への広報を僕と二人三脚で行ってきた最大のパートナーとも言える存在です。組織が荒れていた時も常に前向きに経営者の理解者として、僕を支えてくれていました。(中略)
そんな中で行われたFY2019の半期総会で、普段黒子だからと前に出ないはこちゃんがチームの企てたサプライズで全社MVPを受賞し、多くの社員が涙する社員総会となりました。
https://note.com/naofumit/n/na27fc54d1d68
あなたはFY2019上半期、Goodpatchのつくり手として企業文化の醸成に大きく貢献されました。広報チームを率いて強固なブランドを維持・向上させると共に、Core Valuesの推進を担当。目標を大きく上回る浸透率も達成し、まさに獅子奮迅の活躍でした。入社から早3年、誰よりもデザインの力を信じ、あらゆる形でそれを証明することにこだわり続けてきたはこちゃん。いくつもの波乱に巻き込まれながらも、決して諦めることなく戦い続けたあなたのおかげで、今のGoodpatchがあります。すべてはデザインの力を証明するために。ほとばしる情熱とGoodpatchへの愛を称え、MVPとして表彰します。
https://goodpatch.com/blog/generalmeeting-fy2019half/
目の前に広がる光景。駆け寄ってくる涙を浮かべる仲間たち。この舞台から見た景色は、私のストーリーの中できっと忘れることのないワンシーンになった。
そんな今年の終わりに、1年を振り返り漢字一文字で表すために個人のストーリーを書き出そうという社内イベントがあった。私が選んだ漢字は「始」。
ようやくこれからやりたかったデザイン。私が信じたデザインの力が発揮されていく時代がくる。
年末最後の大仕事にスライドデックがあった。
そこでメンバーから頼まれ「Why Goodpatch?」にこたえることになった。
ここにはデザインの力を信じている人しかいません。
そんな唯一無二の場所を知ってほしいし、守りたい。
ここに集まる人たちの可能性を広げ、
みんなが信じるデザインの力を証明したい。
それが私がGoodpatchで働き続ける理由です。
5年目もブレずに、やっていきます。
デザインの力を証明したいから。
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