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「上」ではなく「奥」という感覚

「もっと上へ」ではなく、「さらに奥へ」の精神性が日本らしさである。  
 石川善樹

日本文化から読み解く幸せのカタチ
KADOKAWA

西洋の「上」を目指す考え方とは対照的に、日本の文化では「奥」に重きを置いてきた歴史があるそうです。

日本には「表」と「裏」という表現がありますが、それとは別に「奧」を大事にし、入口から入った先にあり、大事なものをしまっておく言葉として表現されています。

「奥義」「奥の間」「奥の院」「奥の手」「胸の奥」「奥深い」・・・

確かに「上」というと上昇するイメージがありますが、大事なものは「上」ではなく「奥」にあるような感じがします。
このような日本の精神的な豊かさを表す言葉を今一度見直し、これからも大切にしていきたいと思います。

日々の生活の「ヒントとなる言葉」として共に味わい、歩みが新たになれば幸いです。


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