名阪は近鉄特急 その3 乗り継ぎ
名阪間を近鉄特急で移動するときに、すぐに思いつくのが大阪難波・近鉄名古屋をそれぞれ、0分、30分に出発する「ひのとり」「アーバンライナー」を思い出しますが、大阪難波・近鉄名古屋を毎時10分に出発するそれぞれ、伊勢志摩方面の特急も利用することができます。
利便性
この利用方法は、伊勢中川駅で乗り継ぎする方法です。乗り継ぎをしますが、乗り換えは極めて簡単で同じホームの向かい側に来ます。
アーバンライナーが停車しない駅の利用もできます。例えば、榛原ー名古屋とか大和高田ー四日市などもこの乗り継ぎが極めて便利です。
高速性
所要時間は、そんなに遅くないです。特に、名古屋→大阪方面の場合日中で2時間22分です。これは、毎時30分発の名古屋発大阪難波行きアーバンライナーと同じなんです。
なお、大阪市内→名古屋方面はアーバンライナーが2時間19分に対し乗り継ぎ特急は2時間26分と少し遅いです。
条件としては、結構違います。アーバンライナーは、伊勢中川駅に停車しないので同駅手前の短絡線を使います。その分、距離が短くなります。そして、大阪線内の停車駅の数が違います。アーバンライナーは通過するが乗り継ぎ特急が停車する駅は、大和高田・榛原・伊賀神戸・榊原温泉口・伊勢中川と5駅も多いのですね。5駅も違って、所要時間が同じというのはアーバンライナーはかなり、余裕をもって走っているという他ないですね。逆に、アーバンライナーもこれらの駅の一部を肩代わりして止めてはいかがでしょうか?
使用車両
昼間の多くの列車は、ビスタカーか伊勢志摩ライナーが入ることが多いですね。観光客向けの列車を乗り継いでの名阪間の移動も悪くないと思います。
特急料金
近鉄の場合は乗り継ぎであっても、距離の通算制です。JRのような1列車1料金(例外で特定の駅の乗り継ぎでは通算の制度あり:例えば福知山とか松山など)でないので利用する敷居は低いです。まして、「乗り換えてください」と言わんばかりのタイミングで列車がやってきます。
また、伊勢志摩ライナーのようにデラックスシートやツインシートなどの設定がある列車も通算で計算できます。(例えば、鶴橋ー四日市で名古屋線部分のみデラックスシートならその分の距離に対するデラックス料金と通しの特急料金の合算など)
乗り継ぎ特急券もスマホのアプリにも対応できています。それぞれの列車の好きな席を指定することができます。
まとめ(乗り継ぎ特急おススメできる人)
①名阪特急で伊勢中川乗り継ぎもOKよ。(直通でなくても許せる)
②「ひのとり料金」もったいないと思う人。(「ひのとり」出発の10分後に 出る)
③観光特急で名阪間移動したい人
④アーバンライナーが停車しない駅で乗り降りする人
⑤偶数人数で移動する人(伊勢志摩ライナーツイン(2人席)・サロン席(4人席)おススメ)レギュラーと同価格
サロン席の車内
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