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阪急の冬の新ダイヤから座席指定車両の予想をしてみる

 今回、阪急・阪神・山陽・能勢・近鉄・大阪メトロとかなり広い範囲でダイヤ改正が実施されるとのことです。そこで、地元でもあります阪急京都線について妄想してみたいと思います。

快速急行・快速の廃止


 今回、種別の名称変更という形で消えてしまうという事になりました。ざっと見る限り、快速急行改め準特急が朝夕ラッシュ時のメインの種別になりそうです。
 てっきり、淀川を挟んだ対岸の会社が「快速急行」という名称のまま指定席車両を連結しているので、阪急もそれを見習うかなとみていました。予想は大いに外れました。

座席指定車両に関する予想


 「2024年から座席指定車両を導入する」と予告されていますがそれに関して、どのような形で車両を用意するか予想をしてみます。

その1 新車両導入


 新設計の車両を作るという案です。

その2 既存車両を改造する

これがもっとも可能性が高いのかなと思います。
 

今まで朝ラッシュの増結用車両を再活用


 ちょうどこのダイヤ改正で10両編成列車3列車を8両編成にする旨、記載がありました。つまり、2両編成が、3編成余ります。これを、改造するという事です。
 ただ、これも色々ありまして、この2両編成が特殊なのですね。というのは、車体がアルミ製と鋼製の組み合わせの2両編成です。耐久性はアルミ製の方が長いしということです。
 これを、2両編成として使うと指定席車両は僅か3編成しか賄えません。そこで、考えたのが、運転席なども取り払い中間車両にして、1両ずつ特急車両の9300系に組み込むという事です。
 この案もデメリットがあり、指定席車両を組み込んだ車両と組み込んでいない車両を運用を分けないといけなくなります。まして、現在朝夕に運転されている準急や普通などの運用に就けなくなります。実際、京阪電車では8000系や3000系のプレミアムカーを組み込んでいる車両を無料開放し普通や準急などに運用している例はありません。

神戸線や宝塚線の増結車両を活用


 神戸線や宝塚線での10両編成の列車も減らします。それを活用するという方法もあります。神戸線では2両編成3編成、宝塚線では2両編成2編成が余ってくるものと思われます。そうすると、8編成になります。これだけあれば、日中の約半数程度の編成に座席指定車両を組み込めますね。
 宝塚線、神戸線車両が京都線車両に転属させた事例は「京とれいん雅洛」への改造の際に見られています。

まとめ


・有料座席の種別は、特急系にしたかった
・有料座席車両は、まだまだ、流動的。
 



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