中高一貫校
中高一貫校は、競争の激化が進んでいる。特に、少子化による優秀層の争奪戦がある。中堅校は特に、様々な特徴を押し出して単に大学への予備校にならないよう工夫をしている。それは、知識の詰込みではなく今後、必要とされるグローバル人材の育成という課題に取り組んでいる学校が見られる。
特色のある中学入試
①プレゼンテーション
②プログラミング
③PBL(問題解決型学習)
④ものづくり思考入試(社会問題の資料を提示し解決策をレゴで作り文章で表現)
⑤算数一科目入試(長めの問題文で読解力も問う。理数系に強い偏差値高めの生徒を取り込む狙い)
⑥入試の複数回(特定の1回を合格者を絞り込み実質偏差値アップを狙う):対策としては低めの回の偏差値も調べる
学費
年間150万は見ておいたほうがいい。高校授業料実質無償化で、高校のほうがかからないケースも。
伸びる進学校
若さ、チューター制、狭いキャンパスを生かし早くから受験生を見せる。
志を見出す仕掛け。
STEAM(科学・工学・技術・数学・芸術)の連携を学ぶ
女子校でキャリア教育。
大学付属校の進化
メリットは10年教育を目指し、大学のキャンパスも生かす。
デメリットは中学入学時点で大学まで決めてしまう(選択を狭める、あるいは進路変更が大変)
コストがかかる
新しい流れ
ドルトン教育を実践する河合塾が設立した中高。
アップル認定校
実力派校長をヘッドハンディングをし改革を推し進める学校。
週刊誌の取材の記事であるが、大学合格、という大きな目標と共に、受験者を集めるという競争市場原理でよりよい教育がなされるようになっていくのは、いい面かもしれない。
一方で、中高一貫校で落ちこぼれてしまう生徒も一定数いることも確かで、そこにもスポットを当ててもらいたかったなと思う次第です。
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