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秋の群馬を満喫した旅

早く記事にしたいと思っていつつ時間が取れなかったのですが、10月に群馬を旅行した時の記録を綴ります。

関東で紅葉が有名な場所というと真っ先に栃木の日光を挙げる方が多いと思うのですが、私もこれまで、群馬で紅葉が楽しめるという印象はあまり持っていませんでした。
ただ、改めて調べてみたところ、群馬にも谷川岳など、美しい紅葉を見ることができる場所があるのだと知り、夫と少し足を伸ばしてみました。

まずは、昔懐かしい農村風景と、伝統工芸の体験ができるたくみの里へ。

古民家が立ち並ぶ街並みをカメラに収めていると空腹を感じたので、創業28年という歴史を持つお蕎麦屋さん、須川茶屋でお腹を満たしました。


時間の都合もあり体験はしなかったのですが、藍染めや陶芸など、昔から伝わる技術を五感を使って体験できるそうです。

その後、すぐ近くにある赤谷湖で紅葉を撮影しようと思ったものの、紅葉には早かったようでした。

たくみの里を後にし、その日宿泊する宿「かやぶきの郷 薬師温泉 旅籠」へ向かいました。


この宿は、古き良き茅葺屋根が特徴的な、滝と山に囲まれた静かな温泉宿です。敷地内には民芸品や古民具、郷土玩具を展示している館もあり、まるで博物館のようで、約1時間では全て見られないほどの展示品の数に圧倒されました。


夕食は、上州牛を始めとした地場の食材をふんだんに使用した囲炉裏会席でした。特に、川魚を囲炉裏で塩焼きにしていただいたのは人生で初めてで、最も記憶に残っています。


品数・量ともに充実しており、デザートまで食べきれないかも・・・と危惧していた私に、スタッフの方が、デザートを部屋まで運びましょうかとの提案をしてくださり、本当に有難かったです。

温川渓流の音を間近に聴きながらの露天風呂で旅の疲れを癒していると、夕食は胃に優しい食材を使っているからか、さっきまで苦しかったはずのお腹が落ち着いてきました。

翌朝は早起きをして再度露天風呂を満喫し、朝食は、温かく優しい味の和食をいただきました。


この日は、紅葉が見渡せるケーブルカーで有名な苗場ドラゴンドラに乗りたいと考えていました。ただ、実は前の日は強風のためドラゴンドラが運休してしまった上に、この日は快晴で、非常に混雑するであろうことが容易に予想されました。

予定通り行くかどうか迷っていたところ、ドラゴンドラさんが公式twitterにて、通常は団体客にしか開放していない田代ロープウェーを個人客のためにも運行するとお知らせしてくださったお陰で、あまり並ばずにロープウェーに乗ることができました。

山頂は少し雲が出てしまったのですが、少し雪化粧をした田代高原の澄んだ空気と、田代湖の神秘的な青の美しさは圧巻でした。


紅葉も、見頃には少し早かったようなのですが、それでも個人的にはむしろ落ち着く色合いで好きでした。

以上、簡単ではありますが、日常を離れて「懐かしさ」を目一杯堪能した秋の旅について書きました。皆様にも、秋の群馬の魅力が少しでも伝われば嬉しいです。

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