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2020.5.8.(金)「Live at kichimu」発売

今日は日記の代わりにお知らせです。

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イベント自粛が続く中、様々な形でライブハウスを支援するプロジェクトが次々と立ち上がっています。

こんなプロジェクトも今日発表されました。【「医療」「福祉・教育・子ども」「文化・芸術・スポーツ」「経営困難に追い込まれた中小企業」
の4分野から選択し、寄付を行うことが可能です。】とのこと。

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まずは身近な縁のあるところからと思い、僕はOTOTOYの「音源配信でライヴハウスを救う『Save Our Place』」に賛同して2作品を配信リリースしました。4月23日にリリースされた弾き語りアルバム「歌とギター」と、今日5月8日リリースされたライブアルバム「Live at kichimu」です。売上は全額、支援先に寄付されます。

第一弾・「歌とギター」は今年3月に書き下ろした新曲も含む未発表+お蔵出し音源による作品です。

「歌とギター」の支援先「姫路ハルモニア」を主宰するCow & Mouseは、この数年間の僕のアコースティックツアーを支えてくれた個人イベンターでもあります。最近の西日本でのツアーは、お寺や教会、有形文化財、プラネタリウムなどのユニークな会場で歌うことが多かったのですが、そんな会場を探し出し、管理者と交渉してライブ会場として使える道筋を作り、チケットの予約・告知、会場の設営・飲食の出店のセッティングまで、思い出に残るライブづくりを一手に引き受けてくれたのが彼らでした。

ライブ盤以外の弾き語りアルバムはキャリア31年目にして初。またアコースティックライブが再開できるように願いを込めて。

*クラウドファンディングでも支援を受け付けています。

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今日発売された「Live at kichimu」は、今年2月22日に吉祥寺キチムで行われた原田郁子さんとの2マンライブから、僕のソロパートを抜粋してまとめた作品です。

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今年5月で10周年を迎えたキチムは、後に書籍にまとめられた対談イベントシリーズ「夢の中で会えるでしょう」の会場でもあり、友達の作品の展覧会を見に行ったり、ライブを見に行ってそのまま何度か飛び入りしたり... 何かと縁と思い出のある場所です。

「Live at kichimu」が録音された2月22日は、2月26日に政府からイベント自粛要請が発令される直前で、翌週からはほとんどのライブが中止・延期を余儀なくされ、開催されたライブにも賛否両論が飛び交う状態となってしまいました。今となってはあの日が、気兼ねなくライブで歌うことができた最後の週末となってしまいました。残念ですが同じ気持ちでもう一度ライブができるのは、まだかなり先のことになりそうな状況です。

*2月26日のnoteより

そして、この日の原田郁子さんとのセッションが、3月24日に配信された「新生音楽(シンライブ)」vol.1に繋がりました。

「Live at kichimu」は、去年の「City Folklore」ツアーから始めたラップトップ+エレキを使ったソロパフォーマンスの初音源化でもあります。今までのアコースティックソロライブと違うエレクトリックなアンサンブルとライブ感、そしてあの日のアットホームな会場の雰囲気を、ぜひ楽しんでみてください。





この「サポート」は、いわゆる「投げ銭」です。 高野寛のnoteや音楽を気に入ってくれた方、よろしければ。 沢山のサポート、いつもありがとうございます。