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フィッシュマンズと清志郎さんと、音楽の遺伝子

先週、野音で忌野清志郎さんの没後10周年のトリビュートイベントに参加して、昨日は渋谷・円山町界隈のCINRAのサーキットイベント「CROSSING CARNIVAL'19」に出た。フィッシュマンズ・佐藤くんの没後20周年へのトリビュートがイベント全体のテーマにもなっていて、かなり盛り上がっていた。もう20年なんて。数えるとたしかにそうだけど、実感は沸かない。

僕は蓮沼執太フィルにゲスト参加。蓮沼くんの「アコースティックス」と僕のトリビュート・アルバムで蓮沼くんがカヴァーしてくれた「夢の中で会えるでしょう」のセッション。楽しかったな。


蓮沼くんの時間はフィッシュマンズトリビュートの企画ではなかったけど、僕らの前に同じステージに出ていたEmeraldはサポートゲストに(フィッシュマンズのライブにも参加していた)木暮晋也君とHAKASE-SUNを迎えて、フィッシュマンズの曲を沢山カヴァーしていた。Emeraldは初見だったけど、Polarisからの影響も強く感じる「隔世遺伝」世代のバンドだった。


Emeraldのセッションにはゲストヴォーカルで曽我部恵一君と16歳のSSW・崎山蒼志君もいた。2人がそれぞれのスタイルのままフィッシュマンズを歌うと、そこに佐藤君の魂が立ち上がってくるのを感じた。そういえば曽我部君と小暮君は先週の清志郎さんのイベントでも一緒だったんだな。



フィッシュマンズを初めて聞いた時、歌の向こう側に「授業をサボって屋上で寝転んでタバコをふかしてる」景色が見えるようで、RCサクセションの遺伝子を感じずにはいられなかった。


フィッシュマンズの動画を貼ろうかと思って検索してたら、いろいろ蘇ってきて、やばいな。。。


昨日のイベントに来てた客層は見た感じ30代が中心で、もしかしたらタイマーズの「デイ・ドリーム・ビリーバー」をセブンイレブンのテーマ曲だと思ってる人もいたかもしれない(実際大学生くらいだと、そういう認識の人が多い)けれど、フィッシュマンズを通じて、キヨシローさんの隔世(覚醒?)遺伝子が16歳の崎山君にまで受け継がれるさまを目撃した気持ち。音楽の遺伝子はただコピーされるだけじゃなくて、突然変異したり、進化したりしながら未来に受け継がれるんだ。


*ついでに貼ります


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note歴5年目のミュージシャン。 2019年10月までの1年間はデビュー30周年アニバーサリー。 30年を振り返る自伝的長編エッセイ「ずっと、音だけを追いかけてきた」全42話・完結しました。
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