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東京15区補欠選挙によって開かれた道

私高野のブログでは普段、議会中を除き、街頭演説の風景しか公開していないが、政治活動というのはその他にもさまざまな活動がある。駅やスーパーの街頭演説でも1つ投稿すると、他党、特に落下傘の候補は、投稿された写真と文章によって駅の何番出口に立つか、スーパーはどの位置に立つかを割り出している。私も政治活動を始めた時、江東区全域において教えられる人は誰1人おらず、今回の選挙でもいたが、私も駅の出口から出る人に一所懸命にチラシを配っていたこともある。仕方なく、当時いた2人の衆議院議員や都議会議員のわずかなSNSの情報を見て場所を割り出したこともある。

だが、なんでもかんでも活動を投稿して手の内を晒すわけではない。他党も同様であろう。

特に今回立候補した9人の中で、1人だけ日々区内で活動している人がいる。ポスターの新規開拓に成功すると、次の週にはしっかりと追い貼りがされている。今年初め、議員辞職した瞬間から、約800か所のポスター掲示がなくなるのに合わせ動くと、彼女も動いていた。彼女と私が江東区で活動を開始したのは、ほぼ同じ時期。4年前に遡る。当時はコロナ真っ只中。何度も緊急事態宣言が発出され、政治活動は不要不急だと区民から叱責された。だから、お互い活動することの大事さ、活動できることのありがたさを骨身に染みてわかっているし、徹底的にキャッチアップしてくる。事実、議員活動中にも見るし、町会周りをしてもすでに支持を取り付けていた地区もあった。2021年秋の総選挙でも投稿したが、日々の活動をもっとも重視し大切にする議員として、その側面において彼女の健闘を心から称えたい。お疲れ様でした。

話を戻すが、衆議院東京15区補欠選挙というのは選挙に勝つ以上の効果があった。それは党の威信をかけた総力戦であったからだ。野党第1党の総力を結集して仲間たちが、ここ江東区を端から端まで耕しまくった。人、モノ、資金を投じて54万人30万世帯に徹底的にアプローチした。初めて体験であり、さすがに驚いた。と同時に1人で日々活動することの限界すら感じたほどだ。当選の報道と相まって、その効果は如実に表れた。選挙後の2日間回っただけで、すぐにわかった。なぜかふと、18年前の千葉7区の補欠選挙をずっと思い出していた。当時は民主党であった。

勝利に浮かれている場合ではない。今度は、補欠選挙で得られた多くの資産をしっかり生かしていきたい。偶然の勝利かもしれない。だが、私は確固たる勝利に繋げる自信がある。

今後も街頭活動をメインに投稿して参りますが、長文の中に、多くのエピソードをちりばめております。選挙は終わりましたが、私を知って頂いた皆さま、高野はやとの議員活動、政治活動を支援してくださる多くの皆さま、引き続きご支援、ご指導よろしくお願いいたします。

皆さまの日々の励ましや応援が、私の活動の力になります🚴‍♂️🚩

高野はやと@江東区