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20200530 フリーランスの時間の使い方

清々しい気候が続き、気持ち良すぎていつでも昼寝の体制に入りたくなる今日この頃。ある程度いつでも昼寝の体制に入れるのがフリーランス。出来たらずっとだらけたい。だからといって休んでばかりはいられない。
といった具合でなんやかんやで基本無休で働いていたりもする。いつでも休めるけどいつでも働けるといった感じである。

正直わたしがフリーランスになってまず気づいたことは、会社へ行っていた時は早起きを無理していたという事だ。思い起こせば小さい頃から早起きが得意な事なんてなかった。朝ご飯を食べながら寝ていた。ただ、会社員になり6時半には起きねばならないという責任感だけで雄たけびを上げながら起きていた。それを10年くらい続け、朝が辛いのは当たり前として生きていた。しかし、朝起きる時間を自由に決められるようになり気づいてしまったのだ。6時半に起きていた時はもはや生きる屍だった事を。16時から元気だった事を。
ちょっと日が昇ってから起きた時の身体への負担の無さと共にそれを痛感したのだった。そして、眠い時は一回寝てしまった方が効率がよい事も改めて感じたのであった。

なので、自分が集中しやすい時間に仕事をし、休みたいときや調子が悪い時はリフレッシュに時間を使うという働き方は仕事柄もあって自分の目指したい働き方であった。

そこで不安になるのは、リフレッシュという名のダラダラタイムが増えすぎないかという事。鉄の意志を持てるのか不安であった。

しかし、そこであって良かったと感じられたのは会社で染みついた「工数管理」という概念である。
当たり前ではあるのだが、何の案件に何時間かかったのか。時間がかかり過ぎた場合、何が理由となって、そんなにかける必要があったのかという事を出さなければならなかった。
そんな日々のお陰で、1年や1か月で稼ぎたい金額から、1日何時間働き、1時間どのくらいのボリュームをどの程度の価格分こなすのかという感覚が嫌でも染みついているのを感じたのだった。

この予算の案件には何時間使えるという事が身体に染みついているので、効率化できるものはするし、凝ったほうが良いのであれば先に予算を確保するといった事を嫌でも考えてしまう。なので、時間の区切りが出来るのだ。
もちろん新しくはじめる仕事に対しては中々難しかったりするのだが、ほやほやでふやふやの状態から、自分のペースや価格帯を落とし込んで、徐々に合ってくる感覚が楽しかったりする。

私の仕事は、ここまで出来れば終わり!と決まっているものが少ないので時間をかけようと思えばいくらでもかえられてしまう。ただ、時間をかけたから良いものが出来るというわけではない。限られた時間の中で最善をつくす方法を考えてこそ集中力を高める事が出来るように感じられる。

という事があるので、自由に時間を使えるようになってダラけるかなと思っていたのだが、染みついた工数管理のお陰でたるみ過ぎずに仕事が出来ているのではないかと思っている。

まだまだフリーランスとしては駆け出しなので試行錯誤中ではあるが、もっともっと自分にしっくりくる時間の使い方をしていきたいと思っているこの頃であった。

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