読書感想文:鬼がつくった国・日本/小松和彦・内藤正敏対談集
鬼がつくった国・日本
小松和彦・内藤正敏 対談集
カッパサイエンスの本で、相変わらず装丁のセンスがない。
人から借りた、てか、なんで持ってるんだ。
本屋で見ても装丁がいまいち格好悪いので、自分では買わないと思う。文庫になってるなら考えるけどなあ。
対談集なので論旨はあちこちに飛んでばらばら。
但し内容は割と面白い。
伝達速度とネットワークの話がかなり面白かったな、海賊と商人と、熊野と瀬戸内、やっぱり陸路なら13日かかる距離を1日で移動できる海路の話はなかなか興味深いものがある。
宗教と集団の組織化の話もなかなか面白かったかな。
光と影というか、構造として闇を必要とした話とかも。
自分の頭での吟味は必要だと思うけれども、なかなか興味深い。
(29008/8 完全にメモのてい、しかも買わないと言っているのに、この本現在本棚にある。内容が面白かったからか。いつ買ったんだ。)
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