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【詩】 過去形の 少年少女へ

例えば

大人は信用出来ない

とか

大人のくせに

と言われるとする


否が応でも

君たちは

あと数年後には

『大人』になっていることを忘れてはいまいか


何故『子供』は

まるで自分がいつまでも子供でいられるかのような錯覚でものを言えるのだろう


己の過去を振り返っても

理由は掴めない

何となれば俺は自分がいつまでも『子供』ではいられないという焦燥を

かなり早い時期から抱えていたからだ


子供が大きくなって

既に自分が『大人』の側であることを気づく瞬間は

いつのことか

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