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床に 床に落ちろ 酔いどれほどの勇者はいないと 四行詩は言った 遠い 遠い 砂漠の土地…
やりきれない こともある さて馴染んだ土地と人々 どうにもな やっとこさ顔ぶれを覚え …
ようやっと まともに 目が覚めた ような心持ちがする どうしても 心が体の思うようになら…
己が誰に 何を欲しているのか 見失うな そう思うが それ以前に見いだしているのか それで…
なぜ さめた 醒める よく分からないが 何故目が覚める 明日も早い これだけ眠いものであ…
ひとりだけに 伝えたいと思ってこれを書く あなたが書いてくれた なにもかもすべて 過去も…
俺は 己が 投げ入れた石が 水に描いた波紋を眺めて 愕然としている老人のようだった だが その紋様が何を描くのかを すべて見届けてもいない
割れる鐘のように 鳴るのは 俺の脳の中味 がんがんと がんがんと とめどもなく 鳴り響く…
分かっているんだろう 俺が求めているのは 追従ではなく 心服でもなく もたらそうとしてい…
烏賊 やわいな 肴か やめようと 思ったはずだろう 飲んだくれのろくでなし 容易く …
こうまでだらしのない そんなろくでなし ひとりで落ちておけ ぼとりぼとりと 攣れたふく…
ひびき 響き 地響き 日々 びき びきたん
誰に向けてか 見知らぬ人へ向けてだ あなたは俺を知るまい 俺はあなたを知るまい それは…
誰かの 優しさを くりかえし くりかえし 拾い上げる 誰かが誰かを思う そのやさしさを 拾い上げる その手がひどくあたたかいような気がするのだ