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できる、できないは別にして、理想の教育制度を語ろう16

magenta-hikari様のコメント(3/31)

教員数を増加させること、私も賛成です。
一クラス当たりの児童・生徒数もコンパクトにすべきではないのかな。

日本の教育実習期間は、非常に短いですね。
既定の教育課程を修めていることが前提とはいえ、教採に通る→担任となり教壇に立つ となっているシステムがベストかどうかも、考察の余地があると思います。

日本の教員は、相対的に志が高く、能力も高い方が多くていらっしゃるのに、
本来の職務にフォーカスできない勝手な押し付けが、日本の社会から教育現場に向けてあると思います。

文科省が推奨する「アクティブラーニング」は、従来(例えれば、“昭和な”授業スタイル)よりも遙かに高い指導力と、教材研究を要します。今一度、教員は「教科授業遂行」に専念させてあげたらいいんじゃないかな・・・。

そのためには、教員免許を持っている以外の人材をたくさん、教育現場に引き入れることが出来る制度を整えられるといいんじゃないのでしょうか。多様化する社会に対応するには、教育が担う役割は非常に大きいです。まずはその教育現場の“鎖国”を解いてやり、多様化することがスタートとなるのかもしれませんね。

*小鳥遊 樹のコメント

magenta-hikari様いつも素敵なコメントありがとうございます。

教員数を増加させること、同じく賛成です。
ひとクラスも12人くらいが精一杯じゃないでしょうか?
私は、自分の塾で10人では心育てが出来ないと思い、
昨年から8人に減らしました。
学校の先生は、朝から夕方まで一日中一緒にいて、
生徒それぞれの個性に合わせて、
何か心に響くような会話ができるのでしょうか?

以前も書きましたが、
親の世代のように、みんなが同じテレビ番組を見て、
同じ歌を歌って盛り上がれるわけではありません。
感動の共有ができにくくなっています。

インターネットの普及で
見ているものや好みがどんどん細分化されていますから、
持っている感覚が本当に一人ひとり違うのです。

同じアニメ好きでも、ジャンルによって綺麗に住み分けがなされています。
ゲームも同じですね。好きなゲームをする人同士で集まります。

今夜もアトリエの授業で、
みんなの好きなおすすめ動画を一つずつ流してもらいました。
これは、生徒さんがとてもやりたがることの一つです。

最初はとても不思議に思ったのです。
どうして聞くのがアトリエじゃないといけないのだろうかと。
好きなだけお家で流せるでしょうにと。

でも、自分の世界観をみんなに知って欲しいのですね。
これは、この様なわけで、ここが気に入っていて。と、
説明してくれる生徒さんたちの顔は嬉しそうです。

私も、様々な技法や面白い表現、長期休みの間の挑戦などを、
twitterやTikTok、YouTubeやInstagramなどで披露します。

子ども達一人ひとりを人間として尊重して、
大切に意見を聞き、声をかけ、何かを考えさせる頭にし、
個性を伸ばしたいなら、できるだけ少ない方が良いです。

一斉に号令をかけて、
同じことを無理矢理にでもさせるのであれば、何人いても良いのですけれど。

先生方の現状はなかなか過酷です。
教育実習の期間が短い上に、すぐに責任のある立場に置かれます。
人間としての正しい振る舞いも求められます。
先生だって疲れたら脱線したいと思うのです。
ずっと緊張状態に置かない方が、生徒達のためになるのです。

すぐに責任のある現場をひとりで見ることになるので、
経験値の足りない部分は、結局子ども達がかぶることになります。
曰く、ストレスによる感情をぶつけられたり、
多様性を認めない場合には、誤解されて怒られたり。
その様なことが、日常的に起こりがちです。

もっと先生も生徒も大切にしたい。
喜びをもって、感動をもって毎日を送ってほしい。
それが星の未来の姿だから。

日本人はこう思いがちです。
今頑張らなくていつ頑張るの?と。
でも、それって本当に終わりがなくて、
結局いつでもずっと頑張っていることになります。

どこかで、自分が主体的に自分の人生をコントロールしているのだという
実感が欲しいですね。

「日本の教員は、相対的に志が高く、」以降は、また書かせて頂きます。
思考のキッカケをありがとうございます。

今日もおかげ様🙏


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