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35歳、転職します

「自分は何者でもない…何のスキルがあると言えるだろう?」

そう、ずっと感じていました。気が付けばアラフォーなのに、特別に秀でてできることと言えば、なにかある?強いて言えば取材して執筆することくらい?なんだか何もかも中途半端な気がしてしまう。自分の市場価値を知るのは怖いけど、絶対に必要…。もしかすると、今の環境を変える必要があるのかもしれない…。そんな漠然とした思いを抱えて、転職活動を始めることにしました。自分は社会においてどんな風に役に立てるのか?自分のスキルのどの部分が評価されるのか?自分がここで頑張りたい!と思える会社には出会えるのか…。フリーランス歴が長いため、初めての転職活動を経て、ありがたくもご縁をいただくことができ、この夏に転職することが決まりました。

大好きだった前職の仕事を辞めて、この夏から新しい職場に飛び込む心境を残せたら。もしよければお付き合いください。

ずっと目の前にあった「不足感」

1年半前からPRのコンサルタントとして、会社員になり、多くの受講生の方から相談を受けてきました。

「どうやったらメディアPRがうまく行って取材してもらえるか?」
「LPやSNSをどうやって整えればいいか?」
「この先どうなっていけばいいか?」

もちろんその時の120%で回答はしてきましたが、「もっとうまく答えられたのではないか?」、「もっと私がスキルを身につけたらよりよい回答ができたのではないか?」というモヤモヤは常に目の前にありました。会社からも十分に評価していただいていたし、受講生の方のことも大好きで、「もしかしたらこの仕事は天職かもしれない」と思っていたのも事実。それでも、自分の目の前の不足感がなくなることはなかなかありませんでした。

働く上で大事にしたい本質「私が成長できるかどうか」

専業主婦、フリーランスとしての10年間を経て、久しぶりに会社員になった私は、会社員としてとても充実感を持って働いてきました。その時のことはnoteにも書いたのでよければ↓から。

自分にとって重要なことは、「会社員かどうか」よりも、「自分らしく働けるか?」「自分が何を還元できるか?」「どうしたら社会のために働けるか?」というところが大きく、そこを重視して働いてきました。ただ、これらはすごく抽象的で、実際に「どうやったら自分らしく働けるのか?」「自分が100%力を発揮するにはどんな環境がいいのか?」については、自分でもはっきりとした回答がないままでした。フリーランスで働いてきたのも大きいと思います。

そんな中、ふと自分が働く上で大事にしたいことは、「自分自身が成長できるかどうか?」なのではないかと思ったことがありました。例えば、社内で新たな提案を立てたとします。「ここはもっとこうしたら?」と上司や同僚から指摘があります。指摘の数が多く、その日中には修正できそうにありません。「あーあ、せっかく頑張って提案したのに」と思いはするけど、私はそこから、「わーうまくできなかったかぁ・・次は絶対上手く行かせるぞ🔥」と燃えるタイプ。指摘する方も、ちゃんと提案書を見なければ指摘はできないはず。だからこそ、指摘をしてもらったことに感謝するし、自分ができないことが見つかったことを喜びたいなと思ったんです。

「自分自身が成長できるかどうか?」

つまり、「どんな人と働くか?」「自分がこうなりたいと思える人がいるかどうか?」「その会社でまだ自分ができなさそうなことができそうかどうか?」という新たな物差しを手に入れたのです。そこから、私の転職活動が始まりました。

やりたいこととできることはちょっと違う 子持ちアラフォー女性の転活

もちろん新卒の就活とは違うので、間違えても志望理由に「自分自身が成長したいからです!」なんてことは書きません(笑)それは自分が大事にしたいマインドだから。自分ができること、経験のあることを淡々と記載し、同時にできないこと、苦手なことも伝えようと思っていました。最初に自分を大きく見せても、サステナブルに働くことはできない。アラフォーだからこその経験値かもしれません。

転職活動を始めると同時に、もちろんフリーランスに戻る道も候補にはありました。ただ、私にとって久しぶりの会社員としての仕事はとても充実感が多く、ともに働く仲間がいて、同じ目標を目指していける点で非常にやりがいを感じていました。だから、基本的には自分が働きたいと感じられて、同時に会社側からも求めてもらえるなら、ぜひ会社員として働きたいなと考えました。

転職活動する中では、いくつかの企業からご縁をいただけましたが、どうしても勤務時間や勤務地が合わず、最終的にお断りしてしまったこともありました。自分もその企業が大好きで、やってみたい仕事でも、やはり核家族のワンオペ育児中という身からすると、「できるしやりたい」でも「できない」ことに頭を抱えたことも。収入面でも、勤務時間が長く、転勤ありの方がもちろん多い傾向にあるので、働く環境はまだまだ難しいんだなという社会問題にも気付かされました。

オウンドメディアの制作(広報)に従事します!

そんないろいろあった私の転職活動でしたが、冒頭で書かせていただいたように、7月から事業会社に入ってオウンドメディアの制作(広報)に携わることになりました。前職のLITAを5月末で退職し、今月は業務委託で働きながら、いろいろな準備を進めています。

転職活動をする中で、私の強みは

  • 企画、取材、執筆、編集ができること→ウェブメディアの編集職など

  • メディア視点でPRができること→広報など

なのだとあらためてわかりましたが、実はどちらの仕事も「やりたいのにできない」状態であることが多く、どうしたものか…と考えていた時に、オウンドメディアの制作の求人がやたらと届き、
「これなら両方の知見が役にたつかも!」
と思えました。ただ、もちろんまだまだ不足も多くあるので、まさに「挑戦」です。今も猛烈お勉強中。新しい職場では自分の知見も発揮しつつ、壁にあたりながらも、成長し、役に立てるように頑張っていきたいと思います。


前職でお世話になった皆様、PR塾の受講生の皆様、本当にありがとうございました。皆様との出会いがあったからこそ、挑戦することの大切さに気づき、新たな道に進む決断をすることができました。どんな形でも、一度人生が交わった方々とは、今後もご縁が続くと信じていますし、続けていきたいと願っています。是非とも、今後ともSNSでお繋がりいただけると嬉しいです!

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引き続き、よろしくお願いいたします☺️

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