noteを始めた理由 思考の忘却に抗いたい
私はだいぶ早い段階から
(いつを早いというのかはわからないが)
生きる意味を考え続けていた
それは自分を持たずに生きていた期間があったからだと思うが
まぁそれは一旦置いといて。
自分を待っていなかった時間は
この世に高村巴香は存在していなかった。
だからこそ、
生きる意味を考え続けた結果
高村巴香として生きたいと思い
高村巴香が生きたという証を
この世に刻みつけたいと思った。
何億年の歴史の中で私は
ちっぽけすぎる存在だ。
死んだら何もかもなくなると考えているから、
ちっぽけな存在であることに
少しでも抗って
何かを残して世界を終わらせたいと思うようになった
私が自己表現を続ける理由はそれだ
自分が何も残さず
誰にも影響を与えず
何者でもなかったように
存在しなくなるのが怖いのだ
大学に入って絵を描き始めた。
自分の今この瞬間の感情を
絵という形で残せることに感動した。
魅入られた。
ただ、
絵を描くことに
限界を感じてしまった
私の今抱えている感情を
残しきれないと思ってしまった。
文章を書こうと思った。
私は過去を振り返っても
何も変えることができないから
過去のことを考える暇があったら
未来のことを考えようと思って生きてきた
故に、過去を振り返ることがない
自分が1時間前に何を考えていたかも
わからないような人間になってしまった
常に思考が変わり続け、
忘れていってしまう。
それが、ふと、
凄く恐ろしくなってしまった
忘れていく思考、感情は
どうなるのだろうと思ってしまった。
覚えていたい
覚えていなくても
形に残しておきたい
と思った。
思考の忘却に抗いたい。
今この瞬間に私が
思ったこと考えたことを
残しておきたいと思った。
いつまでこのnoteが続くかはわからないし
読んでくれている人がどれだけいるかわからないが
きっと何かしらの形で
自己表現を続けるので
もし興味を持ってもらえたら凄く幸せなことだと思うし
それこそが生きた証を残すということだろうな
と
今の私は考える。
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