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ASAHI PENTAX SP

フィルムの一眼レフカメラとして海外でも人気になった有名なカメラを最近購入したので所感を。と言っても、ジャンクで購入したもので理由は後述。
レンズは INDUSTAR-50-2 50mm F3.5で、旧ソ連製でこれに合わせるボディーとして購入した。

マウントした正面

もちろんPENTAX製の有名なレンズも良いのだが、意図せず今回のレンズを手に入れて、M42マウントのカメラとして選んだ。
店頭でボディーを手にとってジャンク品扱いであったが購入してみた。
すごく手にとった感触が良かったし、正面のロゴも綺麗で気に入った。
ジャンクな理由は露出計が動かない。よくあるらしいが電池室の蓋が固着して開かない。これについては、普段は露出計のついているカメラを使うことが少ないので良しとした。あと、セルフタイマーのレバーが無くなっているのだが、タイマーは滅多に使わないしレリーズは使えるので、これも良しとした。シャッターは精度は不明ながら変速していた。このような状態で、とても安価に手に入れたカメラ。

どちらかと言うと、レンズの描写が見たかった。
ということで試写してみた。
フィルムはKodak ColorPlus 200

けっこう暗い神社の参道
公園のベンチ
森にいた猫
なんか撮りたくなった倒木
立派な椿の木
銀杏だったと思う
神社脇の道
川と鴨
まだ残っていた紅葉
運動公園の親子
落ち葉
椿の花

あくまで主観だが、けっこう繊細な写しをしてくれる。線が綺麗な描写だと思う。
今回は試写なので、わりと手当り次第シャッターを切ったけど、じっくりも、手軽にも使いたい。
このレンズは薄いので、けっこう持っているのも楽だったりする。
そして、カメラのボディーは途中まで想定の使い心地だったのだが、10枚くらいでファインダーが真っ暗にに…ミラーは戻ったり戻らなかったりだった。フィルムを撮り終えて、レンズを外してみたらミラーが上がったままに…これも古い一眼レフカメラにはよくあることらしい。この時はフォーカスは目測で合わせていた。1960年代のカメラだけど、1930年代のカメラみたいな操作をしていた。
カラーフィルムは現像が早いので今回はカラーにしたが、もともと白黒フィルムで使いたかった。
今の状態で白黒もやって操作でカバーできなくなったらオーバーホールに出そうかな。

令和五年十二月二十八日



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