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勉強を始める前の最初の一歩

志望先の試験日程を確認する

いきなり問題集に取り組まず、最初の1週間は計画を立てましょう。
今まで社会人で勉強時間0分の凡人の人間が急に何時間も勉強するのは難しいです。まず1日10分でもいいから計画をノートに書いていき机の前に毎日座る習慣をつけるようにしましょう。音楽を聴きながら、お菓子を食べながらでも大いに結構です。徐々に体を慣らしていきましょう。

ネットで試験日程を調べていき「4月に特別区の筆記試験があるのかー、これが自分にとって最初の筆記試験だな」、「6月に国家専門職の筆記か、結構、特別区筆記から日にちが開いているな」等確認していきましょう。

志望先の試験科目や配点を確認し、合格最低点をどう取るか練る

ここがものすごく重要です。
例として国税専門官の専門科目の筆記配点は高い順に
(8点)会計学
  (6点)経営学=経済学=財政学=民法Ⅰ&Ⅱ
   (3点)憲法&行政法
     (2点)商法 

おおむね毎年教養試験、専門試験ともに6割とれば筆記は突破できます。
↑の配点を見てだいたいどの科目で何点取れば6割に達するのか足し算してみましょう。ただ初期の段階では自分がどの科目が得意、不得意かも分からないし、科目の難易度も把握できていないのであくまでも大体のイメージをつける程度にとどめましょう。

捨て科目の設定

試験に出題される科目を全て網羅的に勉強するのは困難です。学生に比べ勉強時間の確保が難しい社会人ならなおさらです。
↑の国税専門官の専門科目配点の例だと40点中6割の24点取れればいい(16点捨ててもいい)ので商法2点を捨てても問題はありません。逆に商法を死ぬほど勉強してしまうと、勉強すればするほど主要科目を勉強する時間を削られ合格に遠ざかります。優先順位を常に頭に入れておきましょう。また国税専門官が第一志望でない方であれば会計学の8点(特別区&国家一般&地方上級では出題されない)捨ててもokです。

科目を捨てるのは罪悪感があるかもしれませんが、筆記試験は5択のマークシート形式のため、記述式と違って運で当たります。例え10点分捨てて適当にマークしても確率的には2点取れるので戦略的に捨て科目を設定しましょう。

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