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いま食べたいものを寄せ集めた、名もなき夕食膳

今日は一人だけの夕ご飯。味気ないとか寂しいとか思うより、好き勝手できる嬉しさを謳歌してみた。

きちんと作ろうとすれば、メニュー選びは苦労する。欲望に任せるだけなら簡単だ。食べたいものを作ればいい。頭に浮かぶあれやこれや。断片的でとりとめないけど、片っ端から作ってみたらどうだろう。どうせ一人だ。とがめる人は誰もいない。

一番候補はつるむらさきのお浸し。ずいぶん質素な欲望だけど、この猛暑、胃袋はさっぱり系を求めている。ちょっと濃い目の出汁で和え、ちくわで旨味をプラスする。これをキンキンに冷やしてつるんといきたい

タンパク源は塩鮭かな。パンチはあるけど重くない。付けあわせにコクのあるバターナッツカボチャをソテーしよう。緑の野菜も欲しいから、ほうれん草もソテーする。箸休めにはやさしいだし巻き卵
こんなふうに、連鎖的に思いつくまま作っていく。できあがりは想定できるのに、ワクワク感が止まらない

トップ写真は、できあがりの図だ。
今晩、私の食べたかったものが全部お皿に乗っている。とりとめはないけれど、なんとなくまとまってるな。無計画と言いつつ冒険心には欠けている。まあ良い良い。さっぱり食べてお腹も心も満たされたから

気ままなご飯は、メニューが質素とか豪華とかどうでもいいこと。自分の気分だけの問題だから。そういう贅沢。そういうご馳走。

大勢で食べるご飯、二人で食べるご飯、それぞれの良さがある。
ひとりご飯だって全く楽しい。