マガジンのカバー画像

わが青春、文芸サークル女子高活劇 ジョン先輩との日々

7
我が青春の奇人変人揃いの女子校文芸サークル。これは限りなく実録に近い私小説でありフィクションです。文芸なのに活劇!?
運営しているクリエイター

記事一覧

男と女の深遠なる溝 (サンプル例:女子校文芸サークル部員)

男と女はすれ違う。 家庭においても職場においても。 恋愛面では、そのすれ違いザマがとんで…

タカミハルカ
1か月前
94

文芸サークル青春白書 1 〜愛すべき先輩、ジョンさんへ

本が好きで読書が好きで考察が好き。 noteに文芸記事を書くのもすごく楽しい。 私が書くこと…

102

文芸サークル青春白書 2〜芸術とパトロンの哀しき関係

これは私の高校文芸サークル時代の記録である。 高校時代といえば1年上のジョン先輩なしに語れ…

110

文芸サークル青春白書 3〜放課後、白亜の洋館で

私は今、京都・嵐山にあるアールデコ様式らしき白亜の豪邸、柏木家にいる。 一緒にいるのはこ…

98

夕刻のバーにて。とある父親、とある親娘の奇妙な風景(文芸サークル青春白書/番外編…

街で友人の親に出くわすのはバツが悪い。 やましいことなどないのだが、まず、話題に困る。 …

112

文芸サークル青春白書 4〜モテ父の異常な1日

柏木家でのパトロン獲得作戦に成功し、2週間が過ぎた。 新入部員の柏木あかねを迎えて美少女の…

100

文芸サークル青春白書 5〜ジョン先輩の恋

 女子校で、しかも殆どの生徒が付属中学からの持ち上がりで、当然ながら周りは女子だらけの毎日。  敏感にして貪欲な思春期である。こんな環境でいったい恋などできるのか。  これは私の奇妙な高校文芸サークルのことを記した物語である。  ベールに包まれた女子校は、その実、恋に於いてスタート地点から有利である。「女子校生」に対する堆き幻想を武器にして、己の魅力を2倍増しにすることも可能だった。このありがたき勘違いを利用しない女子などどこにいよう。  いるんだな。その特需、その特権