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【覚悟しフジ批判】 テラハ問題でフジテレビの責任追求したら、Yahoo!トップニュースになり、コメント欄が荒れた話

昨日、私が書いた記事が Yahoo !ニュースのトップに入った。
アクセスランキングも、夜には1位になっていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3efe5726aec503eba55d176e7ac2226072c5483a?page=1

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昨年、私は、テラスハウス問題をこのまま終わらせてはいけないと思い、木村花さんのお母様の木村響子さん取材し、YouTubeにご出演いただいた。

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その動画を YouTubeたかまつななチャンネルに公開し、東洋経済オンラインさんの記事にアップさせてもらった。

●木村花さん母「闘わなきゃ歴史は変えられない」
木村響子「本当の花を知ってほしい」
https://toyokeizai.net/articles/-/389305

そして、この企画に込めた思いをnoteに綴った。

「もうテレビに出られなくなってもいい」
https://note.com/takamatsunana/n/naad1a60c3f6b

でも、この動画はあまり見られていない。YouTubeの動画は2本あわせても3万回ほどだ。

https://youtu.be/uKxEgQAm-hs

https://youtu.be/aUPicgymRpg

正直、かなり落ち込んでいた。

そんな中、恩師である元 TBSの報道キャスターの下村健一さんから連絡をいただいた。先生が大学で教える授業で私の動画とnoteの記事を読むことを課題にしてくださり、その感想を伝えてくださった。

届いている。

大学生たちの熱いメッセージに私は涙した。

テレビに出るものとして、テレビ批判をするのは勇気がいることだ。「ジャーナリストとしては当たり前のこと」だと覚悟していたが、その思いはしっかりと届いていた。

実際、このnote記事の反響も大きかった。

だから、私はこの大学生たちの反響とともに、note記事を加筆させていただく形でwithnewsさんに記事を転載させてもらった。

気づいたら、Yahoo!のトップニュースになっていた。
そして、コメント欄はひどい有り様だった。

フジテレビの責任を追求した記事なのに、
コメントの多くは記事の内容ではなく私個人に対する誹謗中傷や批判だ。

「フジテレビは責任を問われる立場にありません。」といった議論は大いにしてもらいたいがを、私個人への批判であふれていて、驚いた。

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そのことを書いたら、「ジャーナリストなのに批判をうけいれないんですか?」とまた論点がずれた内容でかえってきた。

左翼や立憲から立候補する、選挙に出そう的なコメントもあるが、私は政治からではなく伝えることで社会を変えていきたいと思っているので、他のメディアでも繰り返し述べているとおり、選挙にでるつもりはないし、立憲のことは、かなり厳しい意見をいつもいっている。

そして、本の知識ではなく、ジャーナリストとして木村響子さんに直接話を聞いた。


このディスコミュニケーションが悔しくてそれを伝えたら、
「Yahooコメだから仕方ないよ」という意見を多くいただいた。

社会的地位があり力を持っている人や、メディアの人ほど、そういう言葉を使うので、情報や教養の格差がますます広がっているし、それを埋めようとする人も少ない、と不安になる。

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それでいいのだろうか。
それが政治的無関心、SNSの誹謗中傷を助長させてしまったのではないか。メディア自身がフェイクニュースに対する感度を下げてしまったかもしれない。

できる限り分断を埋めたいと考えている。その方法は、正直まだ分からない。

フジテレビの人からも連絡があった。
「フジテレビの責任を問う よくぞ言ってくれました。
信念と覚悟をちゃんと持って言ってくれてて尊敬します。
内部にいる社員が声をあげなきゃいけないのに、情けない。申し訳ない。。」

フジテレビにも素晴らしい人はいっぱいいる。番組のあり方がおかしいと考えている人はいっぱいいる。

去年の7月までNHKの報道局でディレクターをしていた。たった2年4ヶ月だ。それでも、NHKで組織とたたかいいい放送を出した人にたくさん出会えた。忖度や圧力に屈しない人もいた。

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組織の空気のもと、なかなか意見を言えなかったり、不条理がまかりとおる。そして、それにより大きな犠牲がうまれてしまう。日本社会にはびこっていることだろう。


私なら、大切な娘を亡くしたら、悲しみにくれて動けないだろう。でも、木村響子さんはフジテレビのあり方、SNSの誹謗中傷をこれからなくしたいと考え、戦っている。

インタビューでこうおっしゃっていたのが印象的だ。

「闘わなきゃ歴史は変えられないんですよね。例えば女性差別がなんで今減ってきたかっていったら、最初に声を上げた人がいたからなんですよ。」

私は声を上げ続けたい。

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