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モッチー編集長の高松日記21〜いただきさん〜

こんにちは。モッチー編集長こと望岡季世彦(もちおか・きよひこ)です。
このアカウントでは高松の好きなところ、高松経済新聞の取材を通して感じた高松の魅力をお伝えしていきます。

今回は香川の「いただきさん」について調べました。
自転車に魚を積み販売する女性行商人、それがいただきさんです。

いただきさん クーラーボックス付きのサイドカーに魚を入れて行商する
https://cycle.spoen.jp/news/9709 より

高松の街で自転車で走るいただきさん。その由来とされているのが「糸より姫伝説」です。後醍醐天皇の第二皇女で南北朝の争いの渦に巻きこまれ(平家の一族という話も)、家来とともに讃岐に流された糸より姫。家来は姫を助けるため魚を取り、行商を始めました。その姿を見かねた姫も魚の行商を手伝うようになりました。その時、たらいや桶に魚を入れ、頭に「戴(いただ)いて」売ったことから「いただきさん」と呼ばれるようになったと伝えられています。
ネット上の記事では2009年で30人ほどと書かれていましたが、今はもっと減っているでしょう。
小学校の頃から比べるといただきさんに出会う頻度は確実に減っています。

僕はいただきさんから魚を買ったことはありません。
スーパーやコンビニがある現代、いただきさんが淘汰されるのは自然なことであります。
ただ普段利用もしていない自分が勝手なことを言うなら、街を彩る風景の一つが無くなるのは寂しいものがあります。

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