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趣味のキャンプが仕事に変わり、「キャンプめし」を発売開始

2021年7月7日 七夕に「【至福のBBQ開幕】2つ星ミシュランシェフの”渾身のプレミアムキャンプめし”」と題しまして、クラウドファウンディングを開始しました。

普段はインターネット関連の仕事をしていて、趣味で月に1回くらいのペースでキャンプ🏕に行っています。
そんな自分がまさかキャンプ飯を発売することになるとは、2020年には思いもしていませんでした。

新型コロナウイルス感染症の拡大

2020年4月に初めての緊急事態宣言が始まり、飲食店の苦しい日々が始まりました。
その頃、食に関わる仕事をしている友人と月に1回程度連絡をとり、情報交換をしていました。その中で飲食店だけでなく、飲食店用の食材を作っている生産者の方々の状況も知り、何かできないか?と考える日々が続きました。

ミシュランシェフ:高木 一雄氏との出会い

2021年2月頃、その友人の紹介で高木 一雄さんと出会い、料理人や生産者の方々の持続可能な仕事として、家で簡単に食べれる料理(ミールキットのようなもの)を販売してはどうか?という話が出てきました。

数日後、早速サンプルが届きました。

仕事の 明るい オフィス Zoom バーチャル背景 (3)

透き通ったお出汁に色とりどりの野菜、そして「山椒オイル」なるものが入っていました。

もちろん美味しいとは思っていましたが・・・一口食べた瞬間、衝撃が

【社内說明用】キャンプめしプロジェクト資料

これは、すごい!みんなに食べてほしい!!!

そう思い、何日もどうやって売るかを考えましたが、どうしてもいい方法が思いつきませんでした。

その後も3人で情報交換や商品のアイデアを話し合い続けました。そして、ある日キャンプの話になりました。

ミシュランシェフはどんなキャンプ飯を作るのか?

すごく気になりませんか?

聞いてみると、想像を絶するごはんの話が・・・

麹に4,5日漬け込んだスペアリブ・・・

何日前から用意してるんだ😳

自分はキャンプは大好きですが、ごはんを作るのは得意ではありません。
BBQなどの定番メニューか妻や一緒に行く仲間におまかせ状態です。

周りのキャンパーの方を見ても、Instagramで見るような凝ったごはんを作っているのはごく一部のような気もしていました。

そして何より、高木さんのキャンプめし、「食べてみたい」🤤

ここから一気にプロジェクトがスタートします。

『そらをあおぐ』  プレミアムキャンプめし

商品の方向性やコンセプトが決まってから約5ヶ月。

「もし⼀流のシェフがキャンプをしたら、どんな料理を振る舞うのだろう」。そんなグルメな妄想をかたちにした、思わず空を仰いでしまうような味わいのBBQグルメセットが完成しました!

商品のテーマは、「炭火」・「」・「出汁」です。

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なぜ、炭⽕?

⾁は炭⽕で焼くと全く味が変わります。網から無駄な脂が落ち、落ちた脂が炭で焼けて燻されることで、さらに美味しくなるからです。

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なぜ、麹?

⾷材を柔らかくすることは料理界におけるテーマの⼀つです。⾷材を柔らかくするために、⼀般的にハチミツや⽟ねぎなども使われますが、いま世界中の料理⼈が⽇本の麹に注⽬しています。麹には⾁の繊維を切断し柔らかくする酵素が含まれており、麹を使って熟成させた⾁は、本当に柔らかくジューシーになります。

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なぜ、お出汁?

『京料理たか⽊』で使っている出汁は、かつお節で有名な⿅児島県枕崎の『⾦七商店』さんが、お店のためだけに作ってくれた“まぐろ節”によるもの。もちろん、プレミアムキャンプめし『そらをあおぐ』にも同じ出汁を使い、⾷材に出汁の旨味を込めました。炭⽕とともに旨味が⾼じる、キャンプならではの味わいを是⾮楽しんでいただきたいです。

絶品キャンプめし『そらをあおぐ』
お品書き

全体(食材)

【二人前】
・国産豚の麹漬けスペアリブ (350g)
・鳥取和牛のトマト麹マリネ (200g)
・さざえのクリームリゾット (2個)
・出汁の旨味焼き野菜 (4種類)
・出汁香るほうれん草のスープ (300g)

⾼⽊シェフの⽬利きによる、すくすくと育った豚や⽜をはじめ、鮮度抜群の⿂介や農薬・化学肥料を極⼒使⽤しない野菜などを厳選。

麹や出汁によって⾷材の旨味を引き出した、プレミアムなキャンプめしセットです。焼き野菜は、旬の野菜が4種類⼊っています(発送時期により野菜の種類が異なります)。

やわらじゅわ〜。【国産豚の麹漬けスペアリブ】

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焼くとカチカチになってしまう印象のスペアリブですが、

このスペアリブは別格であり格別。想像以上に柔らかでジューシーなのです。ひと⼿間もふた⼿間もかけて作られた味噌麹ベースに⾁をつけて熟成。⼝に⼊れた瞬間ほのかに⾹る麹の⾹りと染み渡る⾁の旨味を感じられる絶品スペアリブです。

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(独⾃に調合した味噌麹のベースをスペアリブにまんべんなく絡めます。このまま数日熟成させて完成。この状態のままだと炭⽕で焼くと焦げやすいため、表⾯の麹を落としてお届けします。)

押しよせる旨味からの旨味。【⿃取和⽜のトマト麹マリネ】

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和⾷の旨味は出汁、洋⾷の旨味はトマト。

独自に調合した⾃家製トマト麹は、まさに旨味の重ね技です。

このトマト麹を⾃然の中ですくすく育った⿃取県産の和⽜に絡めて、さらに旨味を凝縮させました。

スペアリブとはまた異なる、贅沢な味わいをお楽しみいただけます。

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(旨味たっぷりのトマト麹を、焼きやすい厚みにカットした⿃取和⽜に絡ませます。このまま数日熟成させて完成。こちらも焼きやすいように、表⾯の麹を落としてお届けします。)

エレガントつぼ焼き。【さざえのクリームリゾット】

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「さざえのクリームリゾットって何!?」。

その正体は実にエレガント。つぼ焼きしたさざえを⼀度くり抜き、お⽶とキノコを加えてクリームリゾットにしたものを、再び⾙殻に詰めました。

まぐろ節ベースの出汁を使った、コクと旨味を感じる味わい・・・。⾮常に⼿の込んだ料理なだけに、味はもちろん無条件に美味しいです。

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(さざえに⽕を通してくり抜き、砂などを取り除きます。さざえ・お⽶・きのこなどの野菜を加えてクリームリゾットにします。このクリームリゾットには、⼩⻨・バター・⽜乳は⼀切使っていないため、アレルギーをお持ちの⽅にも安⼼して⾷べていただくことができます。真似のできない圧巻のクリームリゾットです。)

これぞ無限スープ。【出汁⾹るほうれん草のスープ】

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こだわりのほうれん草とじゃがいも、⽟ねぎなどを加えて、『京料理たか⽊』のまぐろ節ベースの出汁を贅沢に使いました。

出汁の⾹りと旨味を存分にお楽しみいただけるスープは、おかわりしたくなる逸品です。

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(出汁とほうれん草などの野菜を⼀緒に⼊れてミキサーにかけます。お好みでクルトンなどを乗せてもよし。温めても、冷たいままでも美味しくいただけます。)

BBQの野菜が主役級に。【出汁の旨味焼き野菜】

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「野菜も⾷べたい!」。でもBBQで野菜を焼くとパサパサになったり、焦げて真っ⿊になったりしませんか?

そんなパサパサ&焦げやすい問題を解決しつつ、旬の野菜を存分に味わっていただけるよう、野菜に出汁を染み込ませた旨味たっぷり野菜の登場です!

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(煮ると旨味が溶け出してしまうため、まずは野菜を蒸して⽕を通しつつ、野菜本来の旨味を閉じ込めます。蒸した野菜を出汁につけ、出汁の旨味を浸み込ませれば完成。⽔分を多く含ませることで熱伝導効率が⾼くなり、またすでに⽕が通っているので、焼き⾊がつけば美味しく⾷べることができます。)

まとめ

『そらをあおぐ』は、私にとって初めての事だらけでした。

・実体のある商品を消費者に販売すること
・商品の撮影
・インフルエンサーマーケティング
・PR活動
・クラウドファンディング
・工場との契約
など

その中で、本当にたくさんの方に助けてもらって、『そらをあおぐ』プロジェクトメンバーで商品の販売までこぎつけることができました!!

本当に本当にありがとうございました🙏

またこのプロジェクトは、全員違う会社に所属しながら、約6人のメンバーで平日の夜や土日の時間を使い、完全リモートで進めてきました。

『リモートで新規事業を作るのは難しい』という先入観をもっていた自分にとって、本当に学びの多いプロジェクトです。

どうやってこのプロジェクトが進んでいったのかについては、また別の記事で紹介してみたいと思います😄

『そらをあおぐ』応援よろしくお願いいたします!

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2021年7月7日 Makuakeにて先行発売開始 (2021年8月8日まで)

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