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【海外の街を歩く】リスボンを歩く(その3)

9月10日(月)、この日は、地下鉄でフェリー・ターミナル駅(Terreiro do Paço)まで行き、観光を始めた。

リスボンの地下鉄のホーム
リスボンの地下鉄駅の改札

フェリーターミナル(Terreiro do Paço)

フェリーターミナル(Terreiro do Paço)は、コメルシオ広場の近くのテージョ川沿いにある。
月曜日の朝10時頃、閑散として人影は少なかった。

フェリーターミナル周辺
フェリーターミナル

カサドスビコス(Casa dos Bicos-Museu de Lisboa)

フェリーターミナルの周辺を歩いていたら、奇妙なスパイクのついた建物に遭遇した。
不思議な建物の正体はカサドスビコス。
カサドスビコス(Casa dos Bicos)は、1775年のリスボン大震災を生き延びた歴史的な建物の1つだそうだ。

アルファマ地区に16世紀初頭に建てられたこの建物は、イタリアのルネサンス様式の宮殿とポルトガルのマヌエル様式の影響を受けたそうだ。
現在ホセサラマゴ財団の本部となっているとのこと。

カサドスビコス

リスボン大聖堂

リスボン大聖堂 (Sé de Lisboa)は、正式名称をサンタ・マリア・マイオール・デ・リシュボア大聖堂Santa Maria Maior de Lisboa)というらしい。リスボンにある大聖堂で、市内で最も古い教会だそうだ。
リスボンは、4世紀から司教座が置かれていたそうだが、西ゴート王国が滅び、ムーア人に征服された8世紀から12世紀に掛けてはイスラム教の支配下に置かれていた。

アフォンソ・エンリケスに率いられたポルトゥカーレ伯軍と北ヨーロッパからの騎士たちによるレコンキスタにより、1147年、リスボンはキリスト教徒に再征服され、モスクのあった場所に、新たな大聖堂の建設が始まったそうだ。
最初の建物は1147年から1310年代までに完成した後期ロマネスク様式のものだったらしいが、建物は幾度も手を加えられ、異なる建築様式が混合された今日の姿になったのだそうだ。

リスボン大聖堂
リスボン大聖堂の内部
リスボン大聖堂の内部

リスボンの坂道

リスボン大聖堂からサン・ジョルジェ城に向かって歩いていった。
途中は結構な坂道。
途中道に迷いながら何とかサン・ジョルジェ城に辿り着いた。

リスボンの坂道
リスボンの坂道

サン・ジョルジェ城

サン・ジョルジェ城 (Castelo de São Jorge)は、リスボン中央部にある城で、市内の高台にそびえている。
城一帯は城壁に取り囲まれた、四角形の要塞。

カエサル(Gaius Julius Caesar)の時代に建設された古代ローマの要塞がその起源だそうで、西ゴートやイスラム教徒のムーア人の王朝の城を経て、13~16世紀にかけて歴代ポルトガル王の王宮となったらしい。

王宮跡の周辺は公園になっていて、城壁から赤茶色の屋根が連なるリスボン市街の街並みやテージョ川が見渡せた。

サン・ジョルジェ城
サン・ジョルジェ城の城壁
サン・ジョルジェ城の城壁
サン・ジョルジェ城からの街の眺め

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