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【海外の街を歩く】リスボンを歩く(その4)

サンタ・ジュスタのリフト

サンタ・ジュスタのリフト (Elevador de Santa Justa)は、リスボンのカルモ通りにあるエレベーター。
通称は「カルモのリフト」(Elevador do Carmo)と言うそうだ。
リフトは鉄製で高さ45メートルの垂直に立つ建造物。
乗ったような気がするのだが、なぜか景色を写した写真が見当たらない・・・。

サンタ・ジュスタのリフト

サン・ペドロデ・アルカンタラ展望台

サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台(Miradouro de Sao Pedro de Alcantara)は、ケーブルカー、グロリア線の終点のすぐ右手にある緑豊かな小さな公園の中にある展望台。
リスボンの赤レンガ屋根の連なりやリスボンの象徴サン・ジョルジェ城が一望でき、眺めの良い展望台だった。訪問した時間帯がたまたま夕方だったこともあり、西日に輝く眺めが美しかった。

サン・ペドロデ・アルカンタラ展望台からの眺め

サン・ロッケ教会

サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台の程近くに、サン・ロッケ教会 (Igreja de São Roque)がある。
サン・ロッケ教会は、リスボンにあるイエズス会の教会。
16世紀初頭に建てられた小さな礼拝堂が始まりとされ、1553年にイエズス会の所有となり、小さな礼拝堂を大きな教会とすることを決めたそうだ。
現在の建物は1565年から1587年にかけ、簡素なマニエリスム様式で建造されている。
1584年には、天正遣欧少年使節のための宿舎としてサン・ロッケ教会が提供されたそうだ。

サン・ロッケ教会

ケーブルカー「グロリア線(Elevador da Gloria)」

グロリア線は、古いトラムのような公共交通機関。動力は、1915年から現在の電気モーターになっている。

ケーブルカーは、レスタウラドーレス広場(Praça dos Restauradores)サン・ペドロ・デ・アルカンタラ(Sao Pedro de Alcantara)の間を行き来している。
高低差は265mあるそうだ。

車体は落書きだらけのこじんまりした車両。
短い距離なので、あっという間に終点についてしまうが、風情のある車両で、乗っていて楽しかった。

ケーブルカー「グロリア線」
ケーブルカーの内部

リスボンのトラム

リスボンのトラム(Elétricos de Lisboa)は1873年に運行を開始した交通機関だ。電車方式のトラムは、1901年8月31日に初めて導入され、その後まもなく既存路線は全て電化されたそうだ。
2015年現在、5路線・総延長48kmのトラム ネットワークが57両の車両によって運行されているそうだ。

リスボン市街を走るこじんまりとした車両は、風景にマッチしていて心も和んだ。
車窓から見る街の眺めも良く、乗車を楽しめた。

街角を走るトラム
トラムの中
トラムの車窓からの眺め


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