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【海外の街を歩く】12年前のパリ散策(その1)

2011年の4月末から5月初旬のゴールデンウィーク、パリに1週間滞在した。
東日本震災から二ヶ月弱の時期だったが、以前から計画していたこともあって、予定通りパリを訪問した旅行だった。
滞在中はガイドブック片手にパリの街を歩き回り、パリの街角の雰囲気や空気感を楽しんだ。
早いもので12年以上の時が経過し、記憶もかなり薄れてしまったが、パリの地図を開いて宿泊していたホテル周辺を眺めていると、近所の2軒並んだ八百屋やスターバックスなどの記憶が蘇ってきた。
当時の記憶を呼び起こしつつ、パリを散策した日々を書き出してみる。


成田発の旅客機でパリへ

パリへはエアフランスの直行便を利用した。
毎度のことだが空港近くの民間駐車場まで自家用車で行き、そこからバスでターミナルまで送ってもらった。

成田空港の第一ターミナルでチェックインを済ませ、荷物を預けた。
座席はエコノミーを予約していたのだが、チェックイン時にエアフランスのマイレージカードを作ったこともあり、往復ともプレミアムエコノミーにアップグレードしてもらえた。
少しゆったりしたプレミアムエコノミーは快適で、以後、海外旅行の際はプレミアムエコノミーがある便を選ぶようになった。

機内では、映画を観て過ごした。
機内食のことは忘れてしまったが、毎食ビールを飲んでいたような気がする・・・。

12時間30分あまりのフライトで夕刻、シャルルドゴール空港に到着した。
空港からは、旅行代理店にブッキングしてもらった現地在住の方の車でホテルまで送ってもらった。
ホテルに向かう途中、ドライバーの方にこの時期のパリの気候を聞いてみると、例年に比べ暖かいとのことで過ごしやすそうな予感がした。

宿泊したホテルは、地下鉄ピラミッド駅近くのこじんまりした家庭的な雰囲気が漂った三つ星ホテルだった。
確か部屋番号が35だったので、4階の部屋だったと思う。
部屋で印象的だったのは、年代物のタンスが置かれていたことだった。

二日目の朝食

朝起きてシャワーを済ませ、地下1階の食堂に向かった。
朝食はビュッフェ形式だった。
メニューはパンとハム、チーズとコーヒーなどの飲み物のコンチネンタル形式のシンプルなものだった。

パンはクロワッサンやロールパンなど数種類あったが、クロワッサン好きなため、クロワッサンばかり食べていたような気がする。
それと、ハムとチーズを重ねて食べると美味しかったので、それ以来、ハム・チーズ(フランス語だとJambon et Fromage)をよく食べるようになった。

大きなマグカップが置かれていたので、おそらくミルクと合わせてカフェオレにするのだろうが、私はブラックコーヒーが好きなので、マガカップにコーヒーを並々と注ぎ飲んでいた。




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