見出し画像

【海外の街を歩く】初めての海外旅行(第一章)

2007年6月、初めて私は海外に行った。
行先は、アメリカのワシントンD.C.ニューヨーク
以来、海外出張も含めると新型コロナウイルス蔓延前の2019年まで29回渡航し、30カ国を巡った。
今回は、初めて海外旅行した際の出来事について思い出してみる。

旅行の計画と手配

初めての海外旅行に関しては、ワシントンD.C.とニューヨークのホテルと航空券等移動手段がセットになったコースを選択した。
当日は、空港で旅行代理店の担当者の方に一通り説明を受け、送り出してもらうというかたちだった。

初めての海外便搭乗

成田空港までは自家用車で移動し、空港周辺の民間駐車場に車を預けた。
トランクを取り出して、駐車場のバスでターミナルに移動。
海外への旅が始まった。

2時間以上前にターミナルに入り、初めての搭乗手続き。
チェックイン・カウンターでパスポートと航空券を渡し、トランクを預けた。
パスポートは身分証明書代わりに保有していたが使うのは初めて。
当然のごとだが査証欄はすべて真っ白。それも、実は2冊目だった・・・。
手荷物を預け終わった後は両替所で現地滞在用のドル札を入手。

ここまで終わったところで、まだ時間に余裕があったので、ターミナル内のたこ焼き屋さんに入り、軽く腹ごしらえした。
「しばらくは日本食が食べれなくなる」なんて考えながら食べたかは、今となっては覚えていないが、学生時代を関西で過ごした私にとって粉物は身近な食べ物。海外出発前にたこ焼きを食べる確率は高くなっている。

たこ焼きを食べ終わると、保安検査場に入り検査を経て出国審査。パスポートに出国のスタンプが初めて押され、なんとなく感激。
白紙のパスポートを長いこと持っていたので…。
その後は免税エリアを散策したが、特に買いたいものもないので、早々に搭乗ゲートに行き、搭乗開始まで椅子に座って休んでいた。

搭乗開始になり最後のチェックを済ませてようやく搭乗。出国は時間が掛かることを実感した。

初めての海外便フライト

ダラス・フォートワースまでの11時間30分余りのフライト時間。
本なども持参していたが、映画やアメリカのテレビドラマをずっと観ていた。

初めての海外旅行の座席はエコノミークラスだった。2011年にフランスに行った際にプレミアム・エコノミーを利用するまでは、ずっとエコノミーを利用していた。
狭い座席空間だったがそんなもんだと思っていたが、結構疲れたのは事実だ。

4年後のフランス旅行では、たまたま利用したエアーフランスで往復とも座席をアップグレードしてもらえたのでプレミアム・エコノミーに乗った訳だが、一度、プレミアム・エコノミーに乗ってしまうと余裕がある座席は快適で病みつきになった。
それ以降はプレミアム・エコノミークラスがある航空会社を選ぶようになった。

機内食は楽しみな時間だった。
安定飛行になってから、飲み物が出され、次に食事。
食事は離陸後と着陸前の2回と間に軽い食事が1回というパターンだったが、やる事がない航空機の中では格好の時間潰しの一つだった。
「まるでブロイラーのよう」と言っていた人もいたが…。
確かに動かないのに食べてばかりいて、カロリーは摂りすぎだったかも…。

着陸前の時間、機内でキャビンアテンダントから配布された出入国カードに記入して入国審査を準備。
そしてアメリカ到着。
やはり、10時間以上のフライトは長かった。
同じ格好で長時間座ったままは筋肉も固まるもの。
50代になってから海外出張から帰国の翌日に惨事に見舞われたことも…。

入国審査とトランジット

ダラス・フォートワース空港到着後、先ずは入国審査場に向かった。
2004年9月から、原則としてすべてのアメリカ入国者に本人確認のため顔写真撮影と指紋情報のスキャンが行われるようになっていた。
言われるがまま手続きに応じたが、初めて入国審査は、少しぎこちなかったと思う。

その後は、ワシントンD.C.行きの国内便に乗り換えるため、ターミナルを移動して搭乗ゲート近くで待つこと2時間余り(だったと思う)。
ようやく、国内便に搭乗して出発を待った。

そしてワシントンD.C.到着

ワシントンD.C.のダレス国際空港に夕方到着。
ターンテーブルでトランクを受け取り、到着ロビーに出てみたものの、迎えの車のドライバーをなかなか見つけられなかった。

時間は掛かったもののドライバーを見つけ、車に乗り込みホテルに移動向け移動を開始。
窓から見る異国の風景は新鮮だった。
眼に入ってくる文字はすべて英語。
英会話が苦手な私にとっては苦難の日々が始まった…。

ホテルに到着してチェックイン。
当たり前だが全て英語…。
チェックインも終わり、ようやくホテルの部屋で休めた。
長い1日だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?