#5 なぜ日本橋が起点になったのか?(その4)
なぜ一里塚を作ったのか?
一里塚の期限は古代中国にあるというが、日本では平安時代末期頃に奥州藤原氏が白河の関~陸奥湾までの間に里程標を立てたのが最初と言われている。戦国時代では、織田信長や豊臣秀吉が立てた塚があるという。
徳川幕府の一里塚の整備は、1604年(慶長9年)、家康が二代将軍秀忠に命じ、日本橋を起点として、東海・東山・北陸の3街道に1里(3,927km)ごとに5間(約9m)四方の塚を築かせ、塚の上には、榎や松、欅を植え、旅行者に便宜を与えたという。
榎、