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#55「TAKAMASA、名探偵コナン ハロウィンの花嫁」を書き起こし!

こんにちは。
今回扱うのは、4月15日から劇場公開されているこの作品、「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」

青山剛昌原作の大ヒットシリーズ「名探偵コナン」の劇場版25作目。ハロウィンシーズンの東京・渋谷。コナンたち招待客に見守られながら、警視庁の佐藤刑事と高木刑事の結婚式が執り行われていたが、そこに暴漢が乱入。佐藤を守ろうとした高木がケガを負ってしまう。高木は無事だったが、佐藤には、3年前の連続爆破事件で思いを寄せていた松田刑事が殉職してしまった際に見えた死神のイメージが、高木に重なって見えた。一方、同じころ、その連続爆破事件の犯人が脱獄。公安警察の降谷零(安室透)が、同期である松田を葬った因縁の相手でもある相手を追い詰める。しかし、そこへ突然現れた謎の人物によって首輪型の爆弾をつけられてしまう。爆弾解除のため安室と会ったコナンは、今は亡き警察学校時代の同期メンバー達と、正体不明の仮装爆弾犯「プラーミャ」との間で起こった過去の事件の話を聞くが……。降谷零と、すでに殉職している松田陣平、萩原研二、伊達航、諸伏景光の4人を含めた、通称「警察学校組」と呼ばれる5人がストーリーの鍵を握る。

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■ここ数年では一番面白い!良い要素が戻ってきたかも!?

様々な人がコメントを残しているとおり、今作は最近のコナン映画と比べると、とてもいい出来だったのではないかと振り返ります。私が見に行った上大岡のTOHOシネマズも珍しく満席に近く人が入っていましたが、その殆どが同じ意見だったかもしれません。というのも公開前のプロモーションや、テレビ、ここ数年の感じを見ると、間違いなくメインは降谷(安室)はじめ同期5人をフューチャーされるような展開だと想定していたのですが(昨年は赤井ファミリー)、結果的にはいい意味でそれは裏切られ、いい感じでコナンの世界をとてもバランスよく描かれていた印象です。興行収入が目的になればなるほど、コアなファンは嫌がりますからね。※言うまでもなく、昨年はそれが顕著に出ていました笑
ラストに挿入歌として流れた「キミがいれば」も、劇中で流れるのはかなりご無沙汰で、それだけで長年見てきたファンは感極まったのではないでしょうか。思い返せば、筆者が初めて名探偵コナンという作品に触れたのは1995年(連載開始は1994年)当時小学1年生だったと記憶しており、その最初の事件は「外交官殺人事件」でした。19時から「金田一少年の事件簿」、19時30分からは「名探偵コナン」、20時からは「世界まる見え」がお決まりの流れで、次の日の火曜には、小学生なりにクラスの友達と事件の答え合わせをしていたのもいい思い出です。

■白石麻衣さんの演技が素晴らしい!

もちろん、映画単体で観るとご都合主義な点も多く、現実と逸脱してしまう展開に戸惑う方も多いでしょう。まあそれはそれで部分的に楽しめる点も多かったのでご理解いただきたいところです。片側で、白石麻衣さん演じるロシア部隊を束ねるリーダー、エレニカは素晴らしく、コナンとのやり取りもとても良かったです。ロシア語もかなり流暢に聞こえました。加えて終盤のシーン、ある種、今の時勢に訴えるようなエレニカのメッセージから感じるものは、少なくなかったです。
ということで、ぜひぜひ劇場でウォッチしてみてください。


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