仕事ができすぎるとサイボーグになる

 以前誰でも成長したいと本能的には思っているって話を書きましたが、その先というお話。

 仕事ができるってなにかっていうと、どんな状況でも冷静に判断ができ、そのスピードが速いということに実務面でいうとつきるかなと。

 どれだけプレッシャーをかけられようと、どなられようと動じず冷静に行動でき、徹夜しようとパフォーマンスが落ちない。身内の不幸の翌日からでも変わらず仕事ができる。
どうです?仕事できそうじゃないじゃないですか?なりたいかどうかでいうとどうです?
なんかサイボーグじゃんそれ人なの?感ありません?

 極論仕事ができるようになるって人間性とバーターなところあります。課長以上に求められる要件実務スキルより、メルタルがサイコパス推奨みたいな。正確にいうと人間性低いほうが、環境的に快適に過ごせる環境なんですよね。

 部長がまじで鬼とか思うこと仕事してるとあると思うんですが、逆に鬼だから生きていけてる環境ってところもあるんですよね。メンバーのことも思いやりたいけど、基本的に企業って上に上がればあがるほど結果が求められる割合が増えてきて、プレッシャーもキツくなり、メンバーが快適に働けるよりはまずは成果を出すことに力点をおかざるを得なくなる。その環境適応していくとなるべくして鬼になるのかなと。

 仕事が辛い、怒られて傷つく、頑張れない、嫌だと思います。できればそうありたくないって思うと思います。でもそれってとっても人間らしい感情。傷つけるうちはまだ人間といいますか、無理して急いで傷つかないようにならなくてもいい。傷つかないようになると代わりに失っていくものもあるということを意識しておくとよいかと。特に急激に環境に適応しようとすると歪みが必ずでます。

 仕事があんまりできない人と接してると、いや仕事だろやれよって思うところもありますが、人間らしいなぁとも思います。マネジメント的な観点で言うと、仕事ができる意識が高い社員は基本的に放置でいい。自分だけ量がーとかいろいろ言ってきますが基本的に仕事ができる人は周りから認められてるんですよね。だから極論ノーブレスオブリージュの一言でいい。転職しそうな場合はケア必要ですが。ネガティブな転職じゃなければ本人の人生なんだから好きにさせたらいい。まぁ実務面で言うとそうも言ってられないとこありますが。

 逆に仕事が出来ない人は周りに認められてないので、手厚くフォローして小さいことでもきちんと認めてあげる必要があります。仕事がキツいかどうかは業務量によりません。本人がキツいと思えばキツいのです。僕はまじで出来ない人には頭のいい3歳児だと思って接してます。そうしてみるとすごい優秀に感じるので自分のストレスが減ります。あと「3歳児でもわかるように説明できる」はわりと本質的な理解ができてないと出来ないので、できるようになると仕事全般はかどります。

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