分散型エンタープライズと地域活性化

最近テックトレンドで話題になりつつある分散型エンタープライズというものをご存知でしょうか。 
今回はこの分散型エンタープライズと地域活性化の組み合わせについて書いていこうと思います。

分散型エンタープライズとは

分散型エンタープライズとは

「本社の他にリモートサイト (支社や支店) を抱える企業」のこと。

テックスクエア(https://contents.patrolclarice.jp/what-is-distributed-enterprise/
)

というものです。
簡単に説明すると「本社と支社/支店を併せ持つ企業」というものです。


分散型エンタープライズが話題にあがる理由

この分散型エンタープライズが話題に度々話題にあがるには新型コロナウイルスの影響により、リモートワークやハイブリットワークといった新たな働き方が推奨されるようになったからです。

分散型エンタープライズのメリット

分散型エンタープライズのメリットとして二つ紹介しようと思います。

雇用機会の増加

分散型エンタープライズでは特定のオフィスに縛られるというものがありません。
その為、住んでいる地域を縛られる訳でもなく、オフィスに遠く離れている場所に住んでいる人にも雇用機会が出来ます。

顧客の体験

デジタルで管理される分散型エンタープライズでは社員のみならず、消費者にもメリットを及ぼします。

消費者がその企業との接点を持つ機会がデジタルを通じることで増加する事が考えられています。
消費者はデジタルの支店と関りが持ちやすくなり、接点が増加する事で消費者はより良い体験を行う事が期待されています。

分散型エンタープライズのデメリット

一方でデメリットもあります。その一つがセキュリティだと言われています。

セキュリティ

一つの場所で管理しないという性質上、セキュリティが緩くなってしまう事が懸念されています。
セキュリティが緩くなることは、企業の情報が流出してしまう危険性があるという事です。もちろん、企業が経営に役立てるために収集した顧客情報も流出してしまう危険性があります。


分散型エンタープライズと地域活性化

ここまで軽くですが紹介してきた分散型エンタープライズと地域活性化はどのように組み合わせていく事が可能なのでしょうか。

分散型エンタープライズの特徴の一つである雇用機会の増加が地域活性化に大きく関係してくると考えています。

そもそも地域が衰退していく理由の一つに雇用機会が少ない、というものがあります。
これにより若者が都心部へと流出してしまう事がありました。

しかし分散型エンタープライズではオフィスに縛られないため、自宅でも働くことが可能となります。

それにより地域から出ずとも雇用機会が増加する事が期待する事が出来ると考えています。

またオフィスの近くに住む必要も無くなることで、若者の流出も食い止める事が出来るのではないかと考えています。


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