見出し画像

[Justin Bieber] "Changes" 16全曲レビュー と少し和訳 〜2023

Justin Bieber のアルバム Changes の簡単なレビューです。

多少ビートメイク(作曲家)からの目線からになりますのでご了承の程。

グラミーでJBは、今回はr&bを目指したが、今作は "Changes" は ポップミュージックにとって貴重な体験ではないかと、r&bの賞を逃した苦し紛れの苦言を呈している。ただポップスの歌唱的な賞は取っている。

R&Bに分類されていないのは奇妙なことだと感じる JB.

最近何回も聞いていますが、全て素晴らしい曲です。周辺のプロダクションも素晴らしいのでしょう。よく分からんビートも2.3ありましたが。ただ特にボーカルやリリックのプロダクション)にとって最高レベルなのではないかと疑うほど。

1 All Around Me

リバーブかかったギターサウンドに包まれたた中、ジャスティンが自由に歌っております。ギターのリバーブは複製トラックを作り、そちらに深めにリバーブをかけて、ドライの音をダッキング させてミックスかな。

コードは   Fm   A♭   Cm   E♭   ディグリー は2m   4   6m   5  

一貫して I need you all around me.
僕のそばにいて欲しいんだ というメッセージ。

Okey with this, I call that a win-win.
これでいいんだ。僕はこれでいいと思う。

All that I want for you is perfection
僕は君にとっての幸せがとても嬉しい

なんかリリックもカッコよく(渋く)なってきたね。

2 Habitual

フワフワしたシンセがいいですね。このアルバム全体で言えることはr&bを2000以降の現代的に表現する事。なのでアレンジはリズムはまずr&bぽくありますが、別次元の美しさと楽しさがあります。

スネアのレイヤー加減が絶妙。

ベースの滲んでいるような音が素敵です。浮かび上がる様な美しいとグライドのさじ加減がGood.

Deeper than the ocean, so we ain't never rushing through
海よりも深い話になりそうだからゆっくり話してもいいよね。

前は恋愛の弱々しいリリックしかなったけど。今はなんかいいですね。

歌のフェイクのかけ方とか本当に多才で上手い越して面白いと思った。マニアックにならずにポップフィールドに昇華出来るフローがクール。

ボーカルの広がる様なリバーブとても上手。

3 Come Around Me

ボーカルエフェクトが美しい。コード リズム ベース ボーカルFX とシンプルな構成。コードの音色が素敵。1:30からのメロディー好き。

パッと聞いた感じ B♭   Gm   B♭   Dm   ですかね。

とにかく Vallhalla の Vintage リバーブ 32%程度で。プリセットの1番でいいです。

中盤からのファルセットボイスいいですね。

4 Intentions

ft. Quavo のIntentions. シンセのアルペジオとリズムから。中盤フィルターが開くのですが、開き加減がとてもいい。たまに入るシンセPluckやパーカッションの音の響きいいなあ。

スマホの着信、通知音も散りばめられています。おもしろい☺️

コードやディグリーは
A6 1   F#m 6_   D 4

Quavoのラップもいい。

5 Yummy

大ヒットしたので耳にされた方も多いと思います。

とにかく動きが面白くて楽しいです。

シンプルなんですが、結構細かい処理がされている印象がある。ドラムも太さとタイトさの中間を保っていていいし、シンセコードの音色もいい。研究してみよう。ジャスティンの動きや表情面白いですね。

Yummy "Yeah you got that yummy" の訳し方 理解の方法
ここでは美味しそう という感じで留めるのがいいのかなと思っています。
セクシー とか可愛いとか、性的でスラング弱的なニュアンスもありますがこのMVではずっと美味そうに飲み食いしているので。

ダンスは上手というより面白くて見てしまう感じ。

6 Available

トラップっぽいビートにお洒落なコード。クローズハイハットはめっちゃ細かい処理がされている。スネアはちょっと硬い音と、レイヤーで軽めな音が入っている。プラスボーカルFX

コード、ディグリーは
Fm9   B♭6   E♭   2m   5   1

ここまで調べていてちょっとひいているのが、全てMVが作られている事。

7 Forever

ft. Post Malone, Clever 音のレイヤー感や抜く感じのセンス抜群。808もブンブン言わなすぎて絶妙だと思う。

最後の方のコーラスや終わり方いいです。

8 Running Over

ft. Lil Dicky シンセの音面白いなー。というか面白い曲です。スネアは2種類。

1:30 辺りのメロディー面白い。

オープンハイハットの量とか絶妙だと思う。

9 Take It Out on Me

MVは忍者ですね。正直よく分からん曲 笑

リズムの感じは好き。

10 Second Emotion

ft. Travis Scott ジャスティンの歌唱力半端ない。ただの歌の上手さというのは主観でしかないので、私は上手というより面白いなーといつも思っています。

1:30からのVP(ボーカルプロダクション)凄い。メロディーラインが最強。フランス音楽っぽさもある。

Trap Beat の潔さもGood.

スネアは2種 硬い音とクラップ。このコードの音は何だろう。

11 Get Me

ft. Kehlani お洒落なんだが、よく分からん。あとでちょっとコピーしてみよう。Kehlaniの声めっちゃいいですね。

コードディグリーは 3m   6m   2m   5   4   だと思われる。
オリジナルは   G#m7   C#m7   F#m7   Bsus   A  
浮遊感があるのは ボイシングで11thやsusを多用している為。

コードのレイヤー(重ね)カッコいいですね。
コード音色はボイス系の綺麗な音色。

12 E.T.A

ネオソウル風ギター。これは凄くいいですね。

I just know your E.T.A.,
君がいつここにくのか知りたいな
E.T.A.
いつだろう
Out the window, got me looking out the street
窓を見て、その通りを眺めている
What's your E.T.A.
心配だよ いつだろう

コードやディグリーはこんな感じ
Am7
2_7   B 3   B7 37   Em7 6_7
Am7 2_7   B 3    Em7 6_7   G 1   G6/E 16/6

古いカントリーブルースの様なリリック。

ボーダーとかパーカーの服似合いますね。

13 Changes

アコースティックギター。フィンガーピッキングでギター叩くあの奏法。0:50 辺りからの雰囲気好きです。

14 Confirmation

正直よく分からん。コードとかミュートギターの音はいいと思う。リズムはレイヤーされたであろうクラップ。

Quit acting like we’re in a race.
誰かと争うかの様な仕草はやめた。
Beggin' me you know I'm on the way over.
君にそう告げられて 僕はその先を見ている

ここいいですねー。

ただジャスティンの歌は逸品。

15 That's What Love Is

終盤おもろい。終わりの音も。ギターのジャカジャカいう感じやコード進行はいいですね。

16 At Least for Now

2コードのみ。シンプルな曲。ピアノとギターとエフェクト音とボーカル。リバース音みたいなのはいいですね。ピアノの音の処理もリズムがない場合の一つの基準に出来そう。

17 締め

以上です。

お気に入りの曲は見つかりましたでしょうか。正直な感想ジャスティンのボーカル凄いなと思いました。Purpose辺りからボーカルの自由度が増してきてこの作品で昇華している様な感じ。

全体的に落ち着いていています。シンプルすぎてよく分からん曲もありましたが、それが新しい感じがして自分の耳が追いついていないのではないと思いました。

サウンド面では相当勉強になりましたね。一気に聞いたのでちょっと疲れた☺️

コーヒー飲もう☕️


Youtubeやココナラを始めましたので良かったらご観覧して下さい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?