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【地位財と非地位財か!】『となりの億り人 サラリーマンでも「資産1億円」』 大江英樹

『地位財と非地位財』

感想
「億り人」ってなんとも言えない表現ですね。個人的には少し苦手な言い方です、なにかその言葉の背景に様々な感情が見え隠れするような気がするから、ですかね。著者も本書の中でその辺りを指摘していたかと思います。
資産1億円以上の世帯は全世帯の2.4%なのだそうです。意外と多いと思いました。資産を築くための基本的な姿勢についてよく解説されています。
特に私が印象に残ったのが、地位財と非地位財に関する記述でした。地位財とは「他人との比較によってはじめて価値がわかるもの」とされ、例えば社会的地位や家、車などが含まれます。一方で非地位財とは、「他人とは関係なく、自分にとって価値があり喜びを感じるもの」だとしています。私は恥ずかしながら、これまでこうした考え方をしたことはありませんでした。当然、幸せなお金の使い方は後者「非地位財」ですね。しかしながら、どうしても見栄や虚栄心のため「地位財」にお金を消費してしまうことが多々あります。改めてお金の使い方を見直すよい機会になりました。

この本を読んで実践したこと、したいことなど
「自分にとって価値のあること」はいったい何でしょうか。何のためならお金を使いたいと思うかをもう一度考えてみました。私は旅行が好きですから、差し当たりは旅行が自分にとっての非地位財だと考えています。

本書を読み始めた時点での投資実績  ()内は前回記事との比較
-191,437円 (±0円)
新たな銘柄を1種類購入しました。売却はしていないので損益は変わりません。

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基本情報
タイトル:となりの億り人 サラリーマンでも「資産1億円」
著者:大江英樹
発売日:2021年12月13日
購入場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2023年10月24日
通し番号:33
ジャンル別番号:お金/投資-23
備考

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