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【わが思考、すべてnoteにあり】 感想:『思考の整理学』外山 滋比古

はじめに

私にとって、この本での重要だと思った部分を簡単にまとめると

メモをたくさんとって、自分にとって使えそうな内容をノートに落とし込むことで考えたことを整理しよう。

ということです。

感想

妻のオススメ本です。
どんな本かは知りませんが、妻がオススメしてるってことは、何か妻の考え方を代弁しているのかもしれません。
妻の考えていることがわかるかも??


思考の整理学というタイトルのとおり、自分の思考をどうやって、整理し、それらを保管しておくか、ということを考える本です。

1983年に出版された本ですが、単なる知識の記録はPC が担当するようになるから、創造的人間であることの重要だ、と説いています。いや、すごいですね。

そのひとつの方法が、考えたことをカードやノートに記録しておくことです。
さらにそれをすぐ活かすのではなく、寝かしておくことで、後になって何か新しい発見にきっかけになるそうです。

そういえば、今の私の読書ノートは、とりあえず1回メモをとって しばらく放置しています。
その後noteの記事にするときに見返すと、確かにメモをした当時と少し違う見方をすることがあります。

そうすると、とりあえずメモを取っておくのは重要そうです。

ここで私の思考は自分のノートの取り方へ、脱線していきました。

これまでは読書ノートの記録を、黒字で抜き出しを書いて、赤で自分の感想を書き込む方法にしていましたが、ペンを持ち替える作業は面倒で思考が途切れてしまう ということに気づきました。
そこでノートのページを半分に区切り、左に抜き出し、右に思ったことを書き留めるスタイルに変更しました。
持ち替えのときに考えが途切れることがなくなったので快適です。


読了後の意識/行動の変化

著者は考えたことのメモのうち、使えそうな内容をノートに落とし込んでいるのだそうです。
その結果、著者の思考を整理したノートは53冊になったそうです。

それらを眺めて

『この53冊をながめて、わが思考、すべて、この中にあり。と思うのは、なかなかいい気持ちである』

思考の整理学

と述べています。
それだけ頭の中が整理されて、また新しい考えが生まれるスペースができたということなんでしょうね。

私は乱雑な読書ノートのメモを記事にするとき、自分の考えを文章に落とし込んでいます。
著者流に表現するなら

『わが思考、すべて、noteにあり』

ということかもなーと思いました。

こうして頭の中を整理して、頭をスッキリさせて、また別のことを考えていくのです。
そして、たまに自分が書いた記事の一覧を眺めて「なかなかいい気持ち」に浸るのです。


基本情報

リンク:思考の整理学
入手場所:図書館
読み始めた日:2024年4月26日
備考:読書ノート10冊目


おわりに

思考の整理学、たぶん頭の中を整理する方法は人それぞれです。
読書ノートでメモ→noteで整理する、という方法が今の私には合っていそうです。

『わが思考、すべて、noteにあり』のメリットは他の人とも思考を共有できることかもしれませんね。


読んで頂き誠にありがとうございました。

髙草木


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