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【虚栄心が邪魔をする・・】 『私の財産告白』 本多静六

『貯金生活の最大の支障は虚栄心である』

感想
前回の記事でも触れましたが、やはり「虚栄心」は資産形成において大きな障害となるようですね。
著者は1866年生まれで、25歳で東京帝大の助教授になったときに、70歳以降まで見据えた人生ブランを立案します。一方で私はそのころ何考えてたかな、と思うとお恥ずかしい限りです。40歳を過ぎてようやく今後のことを考え始めたくらいですから。
それはさておき、著者はその人生の計画にむけて、2つの目標を立てて実行していくのですが、その精神力や継続性は素晴らしいなと思います。2つの目標うち、1つは仕事に関すること、1つは貯金に関することなのですが、後者では日給の1/4もの額を天引き貯金にすることを決めます。現代でも、一定割合を決めて貯蓄にすることはよく推奨されていますが、25%はかなりの割合ですね。しかし、それが原資となり資産を築いていく基礎となります。「若いときからの一定割合での貯蓄」は資産形成において共通のルールなのでしょう。

この本を読んで実践したこと、したいことなど
虚栄心のコントロールを意識し、支出を見直します。

本書を読み始めた時点での投資実績  ()内は前回記事との比較
-191,437円 (±0円)
取引はありませんでした。

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基本情報
タイトル:私の財産告白
著者:本多静六
発売日:2022年11月25日
購入場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2023年10月24日
通し番号:34
ジャンル別番号:お金/投資-24
備考


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