【幸せは貢献感】 感想:『嫌われる勇気』 岸見 一郎, 古賀 史健
はじめに
私にとって、この本での重要な部分を簡単にまとめると
悩みは全て人間関係。
一方で幸福も人間関係からしか生まれない。
でも他人の期待に沿うように生きるのではなく、自分が幸せにになる勇気を持とう。
ということです。
感想
この本はいろいろなところで紹介されていました。
どんな本かな?
嫌われても自分を貫こう的な本かな??と予想して読み始めました。
アドラーという心理学者の本なのだそうです。
おそらく、アドラー心理学の考え方の大原則は
ということなのだと思います。
ということは、人間関係を全て断ち切れば悩みがなくなる?
ですが、もちろんそういうわけには いきません。
なので、なるべく他の人に左右されないように生きていこうよ!っていう本なのだと思いました。
そのための行動目標が
①自立すること
②社会と調和して暮らせること
だということなのでしょう。
自立するために重要なのは
という心構えです。
他者からの承認に価値を感じるのではなく、自分で自分のゴールを決定する心理的成功が必要なのでしょう。
そしてその心理的成功が、他人に貢献できることがわかったときに幸せを感じるのだと思います。
それが
という文章に集約されています。
貢献自体は目に見えなくてもいいみたいですよ。
それゆえの「貢献感」という言葉なのだと思います。
社会人として、家族の一員として貢献している感じがすれば幸せだ ということですから、今私が幸せを感じている理由をよく説明できていそうです。
本全体を眺めてみると、悩みは人間関係から生じますが、幸福も結局は人間関係からしか生まれないのでしょうね。
なので、なるべく他人に振り回されない、他人に嫌われたとしても自分が幸せになる勇気を持とうよ!っていう本なのだと思いました。
読了後の意識/行動の変化
嫌われる勇気?
私にはそんなものありませんよ笑
みんなで仲良く生きていたい派ですから。
とはいえ最近は、「これがやりたい!」というのが徐々に見えてきたような気がします。
noteでそれを表明すると、「おう頑張れ!」って応援してくれるので、目標に向かって進むには非常によい環境だなと思います。
基本情報
リンク:嫌われる勇気
入手場所:図書館
読み始めた日:2024年5月3日
備考:読書ノート10冊目
おわりに
他人からの要求や承認に基づいた行動ではなく、自分が自由に決めた行動で、他人への貢献感が得られたら幸福を感じられそうです。
読んで頂き誠にありがとうございました。
髙草木
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