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どんどん「小さく」「手軽」になるアクアリウム

はじめまして。高倉と申します。アクアリウム歴10年のアクアリストです。
「魚の飼育法を確立したい!」という想いで、現在Innoqua(イノカ)チームの運営をしております。

さて今回、初めてnoteに投稿しようと思ったキッカケが、

このベタのコップ飼育に関するツイートです。

これを見て、私がアクア業界で思ったことを、つらつらと書いていきます。

はっきり言います。「アクアリウムは金も手間もかかります、でも楽しいです。」

コップ飼育や、ボトルアクアリウムなど、業界はあの手この手で
「アクアリウムはお金がかからず、手軽で、楽しい」
という印象を植え付けようとしています。

でも、結論から言うと、
「アクアリウムは金も手間もかかります、でも楽しいです。」

私はアクアリウム歴10年ですが、未だに初心者で、綺麗な水槽を立ち上げられません。
やはり上手に飼育するまでは、あの手この手を試して、その度にお金も手間もかかります。
命を預かるのですから当然のことですけどね。

業界は負のスパイラルに陥っている


にも関わらず、業界は真逆のイメージを植え付けようとしています。
たしかに、これによってアクアリウムを新たに始める人は増えているかもしれませんが、
結局すぐ魚を死なせてしまったりして、もっとアクアリウムに興味を持つかもしれなかった人を逃してしまっています。

こうすることで、飼育者は徐々に減っていく。
業界はさらに「とりあえず売ること」をメイン動いてしまい、
アクアリウムの本質を伝えず、また飼育者が減っていく…
このように負のスパイラルに陥っていると思います。

アクアリウムの本当の楽しさを広めよう


ということで、アクア業界にとっては、

「魚への愛情がわいてくる」
「自宅に自然の生態系を再現できる」
「見ていて癒される」
「自宅のステキなインテリアになる」

など、

「お金もかかるし、手間もかかるけど、
それ以上の魅力がアクアリウムにはある」

ことを広めていくことが、一番大事なことなんだと思います。
生き物の命を預かっているんですから、
全自動だったり、全く手間をかけないという方向に進めるのは違うと
私は考えています。

とはいえ、もっと本質的に飼育ハードルを下げていきたい。


自分みたいに飼い方が良く分からず、
何度もトライアンドエラーを繰り返して、
魚・サンゴ・水草を殺してしまう人を、0にしたい。

アクアリウムの本当の楽しさを大事にしながら、
魚の飼育に関する課題を解決していく。

そんなことを実現できるようなサービスを現在開発中です。
都度そのサービスに関しても、発信していきます。

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