読書メモ『プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる』尾原和啓(著)
この記事ではサードプレイスとして参加している
オンライン読書会で発表した書籍を紹介します。
今回は、
『プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる』
尾原和啓(著)
です。
『プロセスエコノミー』の引用と気づき
引用とそこからの気づきです。
乾いている世代・乾けない世代
まずは「乾いてる世代」と「乾けない世代」
という分け方について…
30代半ばの自分は狭間なので、
いい意味で両方理解できると捉えました。
「ないものがない」はまさに
自分の子どもを見てもそう感じます。
昔と違って
「他の人が持ってて自分だけ持ってない」
という物が少なくなっているので、
そこへ価値を感じにくいってのは実感。
だからこそ
「物質的なモノより内面的なコトに価値を感じる」
ってのは激しく同意できます。
「ないものがない」社会では
「自分で何を選択して何を選択しないか」が大事。
「みんなが持ってるから」ではなく
「自分にとってどういう価値があるか」…
ぼく自身もそういう自分軸の判断基準を
大事にしていきたいし、
子どもたちにも
それを大事にしてもらいたいと思えました。
「役に立つ」より「意味がある」
「役に立つ」という視点ではなく、
付加価値を乗せて、
唯一無二になるにはどうするか…
そのひとつとして「意味がある」という視点がある。
「機能性」で勝負すると勝者総取り。
そこで戦わないなら「ストーリー」が大事。
と自分なりに捉えました。
自分の携わっている製薬業界では、
新薬について「ファーストインクラス」、
「ベストインクラス」と言われるもがあります。
今までにない革新的な新薬
(ファーストインクラス)か、
今までの薬より優れている
(ベストインクラス)か、
という視点。
これはいずれにしても「役に立つ」という視点。
機能性での勝負。
医薬品で「意味がある」を考えるのは
難しいそうですが、
患者さん個々によって合う、合わないものあるので、
機能性で差がないなら、
開発の裏話的なストーリーや、
MRのような営業との関係が
「意味」になってくるのかなと考えました。
リアルな世界のコミュニティの消滅
リアルの世界でのコミュニティの消滅…
オンライン上でのつながりや、
集まれどうぶつの森などの人気、
メタバースへの関心の高まりなどを考えても納得。
ただ、ぼくは関東の田舎に住んでいるので、
近所のコミュニティはまだまだあります。
そう考えると親ガチャではなく、
ご近所ガチャもあるんだな、と思えました。
幸いご近所ガチャで嫌な思いはしていませんが、
一歩間違えれば大変なんだろうなと思います。
家を建てたり、購入したりすると
なかなかそこから移動ができないので、
近所にどんな人が住んでるか
わからないって結構リスクがあります。
それも徐々に希薄になっていくのでしょうが、
それを違うところで補える技術の進歩、
特にメタバースの世界にはワクワクします。
以上、読書会で紹介した書籍の引用と気づきでした!
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