完熟梅干し完了

今年は、梅不足でした。
予定していた生産者から届かなかったり、東北地方の梅不作など
過去最低の仕入れ量でした。
Facebookでぼやいたら、山形や群馬から、絞り出してくれた愛すべき
木なり完熟梅。
送ってくださった生産者の皆さん、心よりお礼申し上げます。
今週、例年より少なめですが20kg仕込み完了しました。

note でも、散々、梅のそばかすについて説明をして参りましたが
先日の講座の参加者より、ありえないような話を聞きました。
友達数人で、梅干し仕込みを企画したところ、その方は、オーガニックの梅を持ち込んだそうな。
もちろん、消毒もしていないから、そばかす梅。
そしたら、他の参加者が
「うわ〜〜、すごい汚い!」
「ひどい梅だわ〜」
「店にクレームした方がいいよ〜〜」
と言われ、落ち込んだという。
これ、大人のいじめですよね?

沖縄の植物園?に、大人が虫を見て気持ち悪いとかを子供に
教えないように・・・・という張り紙に物議をかもしているそうだ。
虫は、全て害虫というわけではありません。
益虫は15%、害虫も15%程度という。じゃあ、残りの大多数の虫は
ただの虫。そう、何もしないただの虫。
そもそも益虫、害虫っていうのも、人間目線で決めていること。
害虫という仕分けの基準は、見た目の気持ち悪さなんだそうです。
これって、虫の世界だけかなあ。
人間社会も、見かけで区別してませんか?
そばかす梅を毛嫌いする人も同じ原理だと思うけどなあ〜〜。

と言っても、私も、虫は決して好きではないです。
その虫嫌いの私を「矯正」してくれたのは、タカコナカムラホールフードスクールの講師でもあり、「日本オーガニックガーデン協会」の曳地トシさんとハルさんでした。
お二人は、オーガニック植木屋で、農薬を使わずに、庭づくりを仕事に
されています。
「オーガニックガーデン」講座というと、素敵な寄せ植え講座?みたいな
イメージでしょ?
それがどっこい、虫の見分け方、虫の生態を学ぶ、まるで生物の講座なのです。
気持ち悪い虫にも、ちゃんと役割があって、人知れず、害虫をやっつけたり、土を耕したりしていることを知った。
蟻ですら、土を耕したり、白蟻を寄せ付けないパトロール隊など、ちゃんといい仕事しています。
それを知ると、虫も殺したいとは段々思わなくなってきました。
世の中には、「殺虫剤」という類がいっぱいあります。
蚊取り線香だって、立派な殺虫剤。
緑色の蚊取り線香を炊くと、蚊はぶ〜と寄ってきて、コロっと落ちて絶命。
茶色の除虫菊のナチュラルな蚊取り線香だと、蚊は嫌がって逃げる。
それで良いのではないの?
何もしていないなら、殺す必要があるかどうかです。
この夏、いいもの見つけた。
虫キャッチャーというか、生捕りして外に逃すグッズ。
早速、ネットで申し込みました。

殺虫剤、禁忌剤 えらい違いです。
ウクライナ・ロシア侵攻の報道を見ても、ここまで殺さなくても
いいんではないの?と思うシーンが多々。
心が沈みます。
命の尊さ、世界を変えるための持続可能なSDGs16番目の目標 「平和と公正を全ての人に」だ。
口だけだ。机上の空論だ。
国連で採択されたのを平気で破り、世界中の人たちにさらされているのに、
みんな平気で、「SDGsを目指そう」という。
SDGs・・・いつから安っぽい免罪符になったんだろう。
私は、SDGsという言葉を聞くだけで、寒イボが〜〜
SDGsアレルギーかも。
もうすぐ、8月の広島・長崎の原爆の日がやってくる。
日本は、核兵器廃止の国際会議もスル〜。なんてこった。
私たち日本人が絶対に、忘れてはいけない日であることを、今年は、みんなで感じようね。

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