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映画エッセイ

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映画はクリスタル論に基づく映画エッセイです。
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記事一覧

【映画の魔法】レベッカ・ミラー監督を最近知って好きだーと思っていたら17年前に鑑賞しておりかつ意外な共通点あり、という話

追記:訂正前のあっち行きこっち行き、ダラダラ長い文章をカットしたのだけど、更新前のがUPされてたので慌てて再更新。podcast番組に関しては改めて語ります〜。 一人の監督を発見してから小さな奇跡が複数重なったので、なんだか嬉しくせっかくnoteを始めてるし、残しておく! 映画の撮影現場では酷い危機も奇跡も嵐のようにおこるけど、それ以外の映画にまつわる奇跡もやっぱり映画の魔法でないか、と思うのでシリーズにしようと思った。 (”自慢”に聞こえたらごめんなさい。でも、ワタシ

【映画エッセイ】「i ai」(アイアイ)

*映画の感想になるまでの序文が長いため<感想はここから>というとこまで飛ばして読んでいいですよ。 実は映画館で割と映画を見てたのに「いざ映画エッセイ書こう」とするとなぜか構えてしまって、かけていない!noteを始めたのは、映画エッセイをもっと書きたいというつもりもあったのに。 なんともはや。マンガdeエイガを8年連載(過去)してたり、ウチナータイムで書くときも、結構悩んで書いている。だって監督・スタッフが作ったクリスタルをベストな形で届けたいと思うじゃないですか… でも

【映画エッセイ】ボブ・マーリーONE LOVE

*しつこい様ですが本映画エッセイは、映画はクリスタル論に基づく映画エッセイです。クリスタル論とは・・・詳しくはリンクを見てね 最初に言っておきますが、この映画を語るほどのレゲエ用語を持ち合わせてないので多分生粋のレゲエ・ファンからしたら「こんだけ!どんだけ!」と怒り出すぐらい短文で終わるかもしれません、ごめん! でも・・・無知を晒すのを承知で言いますけど・・・この映画を観に行かなければ私は一生レゲエがこんなに熱い人が命かけて築き上げたものだと知らなかったので本当にこの映画

【映画エッセイ】わが青春の足跡が残ってた!「青春デンデケデケデケ」

映画はクリスタル論に基づいた映画エッセイ番外編というか初代とも言えるのかも?(というほどシリーズ揃ってないけど・・・。) 実は今日仕事の合間に、この映画エッセイを書くための準備をしていた。 (単に見た映画のチラシと見てない映画のチラシを年代ごとに分けていただけ) すると、みたはずの映画のチラシがないことに気づき、気になってしまい、書類探しが始まっていた。 色々書類をあさっていたら、大学時代に1回だけ発行したフリーペーパーが出てきよった。 覚えたてのワープロ(超懐かし

【映画エッセイ】ドキュメンタリー「骨を掘る男」奥間勝也監督

2024.6.23加筆・修正 *映画はクリスタル論による映画エッセイです。 慰霊の日6月23日を明日に控え『骨を掘る男』を桜坂劇場で鑑賞。 奥間勝也監督とガマフヤーの具志堅隆松氏も舞台挨拶あり、と聞いたが、現在ハンガーストライキ中と新聞で読んだので舞台挨拶あるのかな…と心配していたけれども具志堅氏は日焼けした精悍な様子で現れて、ほっとした。(写真は、スマホを自宅に忘れて撮り忘れ!) ガマフヤーの具志堅隆松氏は、沖縄に点在する洞窟や密林の中、亡くなった遺骨を掘り起こす活動

【映画エッセイ】「関心領域」監督・脚本ジョナサン・グレイザー

映画はクリスタル論に基づいた映画エッセイです。 (大きな意味で、多分ネタバレしてます。嫌な人は見てから読んで。) 本作はA24だし評価高いし超興味ある内容だしめちゃめちゃ期待していた! 結論から言うと、予告編でも、その期待値を上げ過ぎた!!かも。 もちろん、見たことは一切、後悔してない。 そして内容も、じわじわと、怖くて、見終わった後の方が、気になる、気になる。後を引く作品だったことに間違いはない。 でも、なんだかんだどこかでアメリカ映画であること、予告編の衝撃から、