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動く彫刻をやってみて

2月のアートde対話(オンラインワークショップ)は、ゆきのさんファシリテーションによる「はじめのいーっっぽ!」でした。

「はじめのいーっっぽ!」というワークショップは、生活の中で『自分、本当はこうしたいんだけど、なかなかできないなぁ』みたいなことを持ち寄って、やってみるきっかけになったり、やっぱりやらなくていいかなーと思ったり、TRYしている仲間の報告や成果を聞いたり…そんな場になっています。

ゆきのさんnoteより

この日は、参加者がそれぞれに「今やりたいなぁ」と思っていることを語り、その気持ちを他の参加者が身体の動きや声で表現する「動く彫刻」というワークをやりました。

わたしも、自分がやりたいなぁと思っていることを語りました。 それは、noteやラジオで発信をしていきたいけど、躊躇する気持ちが強くなってきてしまう、という話です。それ聞いた3人の参加者がわたしの気持ちを動く彫刻にして表現してくれました。一人の方は、スマホの画面を外に向けて見せて、ふとキョロキョロと周りを見回し、慌てたようにその手を引っ込める・・・という動作を繰り返す表現をしてくれました。わたしは、そうそう、そういうのなんだよなぁ、と思いながらぼんやり眺めていました。そのシーンは時間が経ってもなんとなく心に残るものでした。

動く彫刻が終わると、感想を分かち合います。わたしは「発信したいなって思っているのに、いつの間にか躊躇する気持ちが強くなっちゃうんですよね〜」と言いながら、心の片隅で「ああ、わたしは誰かに背中を押して欲しいと思っているんだ」と思いました。同時に「もうすでに十分背中を押してもらった」とも思いました。そして、「今、本当に素敵な人たちとのご縁をいただいている。ああ、このままだったらもったいない」と思いました。なんだか急にパッと目が覚めるような気がしました。

翌日、わたしはnoteを書き始めました。先日UPした記事「口承の物語 (からだと声の朗読劇)」は、少し前から書き始めていたのですが、どうも自分の中で書き終えたとは思えず、下書きのまま数日おいていたのですが、それを大幅に書き直して公開しました。3月のアートde対話の案内、Smellという対面ワークショップの案内の記事も書き始めました。

わたし達がやっている演劇的手法を用いたワークショップは、別に”効果”をねらってやっているわけではありません。でも、時々こういうことが起こるなぁと感じています。不思議だなぁと思います。


3月17日(日)に、動く彫刻を含んだ対面ワークショップを開催します。

”効果”はさておき、ある場面の一瞬の気持ちを、繰り返しの身体動作と声で表現する「動く彫刻」を、一緒にしみじみ味わうような時間を過ごせたらうれしいです。

ご関心のある方なら、どなたでも大歓迎です。お申し込みお待ちしています。

日時:3月17日(日)10:00-12:30
会場:プレイバック・シアター研究所 中目黒オフィス
定員:6名
参加費:1000円(税込)
ファシリテーター:ゆきの・たか(プレイバック・シアター ラボ研究生)

お申し込みはこちら




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