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【旅行記】真冬の東京へ➁千年雛めぐり~百段雛まつり 2024雅叙園

百段階段

「時を旅する」場所

2001(平成13)年に国の登録有形文化財に、そして2009(平成21)年には東京都指定有形文化財に指定された「百段階段」は、この類まれな空間と当館が培ってきた文化を未来へ受け継ぐため日々のメンテナンスはもちろん、変わりゆく環境にも対応するよう努めています
2019(令和1)年末には大規模な耐震工事と建材・美術保全を行なっています

漁樵の間
室内はすべて純金箔、純金泥、純金砂子で仕上げられ、彩色木彫と日本画に囲まれた美しさは息を呑むほどの絢爛豪華さです。床柱は左右ともに巨大な檜で、精巧な彫刻 (中国の漁樵問答の一場面)が施されています。格天井には菊池華秋原図の四季草花図、欄間には尾竹竹坡原図の五節句が極彩色に浮彫されています。
百段階段
7つの部屋へ続く階段
十畝の間
天井には前室に8面、本間に15面、合計23面の襖仕立ての鏡面に荒木十畝による四季の花鳥画が描かれています。 黒漆の螺鈿細工が随所に見られる重厚な造りの部屋です。
星光の間
奥の間の床柱は北山杉天然絞丸太で、次の間の床柱は槇出節、両室とも格天井及び欄間いっぱいに板倉星光の四季草花が描かれています。
頂上の間
天井画は松岡映丘門下の作品です。前室、本間ともに格天井で、本間の床柱は黒柿の銘木を使用しています。
江戸時代のガラス細工

千年雛めぐり
~平安から現代へ受け継ぐ想い~
百段雛まつり 2024

4年ぶりに開催される
雛御殿に入り込んだかのようなひととき

開催期間:
2024年1月20日(土)~3月10日(日)

念願の
一度は訪れてみたかった場所


➂に続きます

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