先生という仕事はなんて大変なのだろう
こんにちは、タカキです。今年4月から母校の中学校で非常勤講師をしています。
将来の夢は学校の先生になることです!(でした・・)
実は、学校の先生になることは、子どもの頃からの夢でした。
なので、夢が叶った!とも言えるのですが、喜ばしい気持ちはほとんどありませんでした。
というのも、18年前、教育実習に行った時、先生になる夢は諦めたので、夢が叶った喜びよりも、お仕事をくれてありがたいな、という感謝の気持ちが大きかったのです。
先生になることを諦めたことは『サイコパスのラジオ』など様々なポッドキャストを配信している上水優輝さんのYouTube番組『YouTube退学』で話していますので、よければ聞いてみてください。
さて、非常勤講師として、半年間、先生をして感じたことがあります。
それは、先生ってめちゃくちゃ大変だということです。
そして、やりながら、このような疑問が頭に浮かびました。
先生っていう仕事は、はたして何業なのだろうか?
教育?営業?人材育成?コンサル?
先生にとって必要な知識や技術は多岐に渡り、中学生に教科を教えながら「一体、僕は何をしているのだろうか?」と感じることが、たくさんあります。
「きも」って言う生徒に勉強教えるの、ムズ。
先生って、ふと何かのきっかけで、めちゃくちゃ嫌われることがあります。
これを読んでいただいているあなたにも、経験があるのではないでしょうか?
ふと目があった。
ちょっと注意された。
嫌味なことを言われた。
失望した。
失望された。
様々な理由で先生のことを嫌いになったことはないですか?
僕はあります。わりとたくさん。
自分のことを嫌いな生徒に対しても「先生をしないといけない」それが先生の仕事です。
では、なぜ、先生は先生をしなくてはならないのか?
僕には、先生には、はっきりとした目的があると思っています。
生徒の未来を少しでも明るくすること
先生の仕事は、生徒の未来を少しでも明るくすること、だと僕は考えています。
そのためには、生徒にどれだけ嫌われようと、その目的を達成するために行動しなくてはなりません。
そして、その目的達成のためPDCAを回しまくる。
生徒に対する目標を設定(PLAN)し、行動する(DO)。それを検証し(CHECK)、改善する(ACTION)。
日々、その繰り返しです。
嫌われていて、生徒が言うことを聞いてくれないようだったら、好かれるための行動をしてみる。
誕生日に、おめでとう、と言う。
問題が解けたら過剰に褒める。
教科の大切さや面白さをプレゼンする。
生徒の行動を分析し、その生徒に適した言い方を考え、実践する。
いくらつまずいても、自分で気づきを得られるように、ヒントを与え続ける。
「分からない」と言わない生徒がどれだけ「分かっていないのか」を会話の中から分析する。
たまに、モチベーションが上がるようなことを言う。
教育、営業、人材育成、コンサル。これらが先生の仕事だと思うし、それ以上にやるべきことはたくさんあります。
すべては「生徒の未来を明るくするため」
先生の目的はたった一つ。
生徒の未来を少しでも明るくすること。
そして、その目的達成のためのプロセスは生徒の数だけあり、しかも、それに正解はありません。
あるのは、その時の「反応」と少し未来の「結果」のみ。
「反応」と「結果」をつなげ続けて、生徒の未来を明るくする。相当な難易度です。
だからこそ、おもしろいなと僕は思います。
非常勤講師という立場だからこそ、そう思えるのかもしれません。
非常勤講師でも、常勤講師でも、教諭でも、教頭でも、校長でも、みんな目的は一緒です。
みんなで、生徒の未来を少しでも明るくする。
それもまた先生の仕事のいいところなのかもしれません。
いつも読んで頂き、ありがとうございます。これからも、気づきがあったら書いてみたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?