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最高の絵画体験

こんにちは!タカキです

最近アートについていろんな人と話すたびに身近に絵画のある生活をしている人は実は少ないと気づき、僕が今事業を始めたきっかけにもなる最高の絵画体験について伝えたいと思い書きました。

きっかけ

2020年のはじめ僕は高校3年生で受験期にもかかわらずフラフラしていて、1人で電車に乗って京都の美術館に行ったり、高速バスで東京に行ってハッカソンに出場してみたりしていました

そんな日々を過ごしながら、ある日梅田の駅ビルの中にある古書店街の、いつもなら座ってラジオ聴きながら新聞読んでる店主が怖すぎて、昔京都の金物屋さんで商品見てたら、冷やかしなら出て行けって言いながら店の奥の方に押し込まれたトラウマを思い出して通り過ぎる一つの店にその日はなぜか入りました


出会い

その古書店には古い展覧会の画集や古本が棚に並んでいたんですが、その隅に積み重ねて置かれている浮世絵を見つけました

浮世絵がビニールの袋に入れられて値段がついていて、浮世絵に興味がある人なら誰でも知っているであろう巨匠の名前がサインされていました。しかも買えなくも無い

店主の人に断りを入れて、そっと浮世絵の山を1枚ずつ複製かな?と思いながら見ていて、どうしても気になったので店主に恐る恐る詳細を聞くとめちゃ優しくて江戸時代当時のものだよと言いながら袋から取り出してくれて摺の跡など説明してくれました

そこで僕は初めて江戸時代の和紙を触って、太陽に透ける浮世絵を見ました
江戸時代に絵師、彫り師が図案を作って摺り師が汗を流しながら擦り込んだバレンの跡が作品の裏側には映っていました

これが僕の最高の絵画体験です

最後まで読んでいただきありがとうございました

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