営業方法が知りたい?それよりも先に知っておくべき大切なこと
みなさんこんにちは。
建築写真家の渡邊孝希です。
私は愛知県名古屋市を拠点に建築写真家として活動しながら月100万円以上の利益を出しています。
今回は、営業方法のテクニックを身につけるよりも先に知っておくべき重要なことについてお話します。
「営業方法を知りたい」
「売り上げをあげる方法を知りたい」
そう思って私のnoteを見ていただいてる方が多いと思います。
が、残念ながらいきなり営業方法や売り上げをあげる方法という小手先のテクニックだけを先に勉強したところでほとんど役に立ちません。
世の中には営業ノウハウとか案件獲得テクニックだとか、
探せば多少なりとも出てくるかと思います。
みなさんも実際にそういった記事を目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
で、その◯◯◯ノウハウ、役に立ちましたか?
もちろん少なからず役には立っているものもあるとは思いますが、
「そんなに役に他立たなかったな…」
と思われた経験の方が多いかと思います。
それではなぜそう言ったギャップが起きているのでしょうか?
それは、世の中に溢れる情報の大半が小手先のテクニックでしかないからです。
フリーランスのカメラマンが勝つための「戦略」と「戦術」の違いを知る
ちょっと歴史の勉強っぽくなりますが、とても重要なお話なのでぜひ読み進めてください。
「戦略」と「戦術」の違い、説明できますか?
なんかわかるようなわからないような…きっとそんな感じの方が多いと思います。
「戦略」と「戦術」は文字からわかる通り、元々は戦争で使われていた言葉です。
戦いが盛んに行われていた紀元前5〜4世紀の古代ギリシャでは
「将軍が持つべき知識と兵士の戦闘力を高めれば戦いに勝てる」という結論に至り、この両方を高める研究が行われていたそうです。
ギリシャでは「将軍が持つべき知識」をストラテジアと呼ばれ、
後の日本では、
将軍が持つべき知識を戦略というようになったそうです。
戦略とは、「軍全体の効果的な勝ち方のルール」と言うことができます。
これをフリーランスのカメラマンにおける経営に置き換えてみると、
経営戦略とは全体的な勝ち方のルールと言えます。
次に兵士の戦闘力ですが、古代ギリシャでは掃除を専門に行う人を「タクティコース」と呼んでいたそうです。
手に掃除道具を持ち繰り返し動作で掃除を行う動作が、兵士が武器を手に取り繰り返し行う動作が似ていることから、いつの間にか兵士もタクティコースと呼ばれるようになったそうです。
これを後の日本の軍人は「戦術」と翻訳ました。
つまり、フリーランスのカメラマンにおける経営の戦術とは、撮影の技術だったり各種営業だったり経理作業だったりの繰り返し行う作業を指します。
「戦略」と「戦術」どっちが重要なのか
さて前置きが長くなりましたが、
「戦略」と「戦術」どちらが重要でしょうか?
まぁもちろんどちらも大切ではあるのですが、戦略がより重要であると断言します。
戦略が重要と言うわかりやすい例が
三国志時代の諸葛亮が活躍した「赤壁の戦い」です。
ここで赤壁の戦いを解説はしませんが、圧倒的な劣勢な状況で優秀な軍師である諸葛亮の戦略が功を奏し、曹操の軍勢に勝ったのは有名な話です。
興味のある方はぜひ三国志の赤壁の戦いを調べてみてください。
小手先の営業方法を学ぶ前に知るべき大切なことがたくさんある
ここまで呼んでいただけたら、もうみなさんお分かりかと思います。
フリーランスのカメラマンが先に身につけるべきは小手先の付け焼き刃の営業テクニックなどではなく、
フリーランスのカメラマンとして、一経営者として経営の舵取りをしていかなければならないあなたの経営戦略の良し悪しによって、
売り上げを上げられるカメラマンになるか、生活がギリギリの売れないカメラマンになるかが決まります。
前回のnoteでも少し書きましたが、私自身、建築写真家として特別秀でた才能やセンスがあるわけではありません。(もちろんめちゃくちゃ努力はしてます)
それでも不自由なく暮らしていけるのは、カメラマンとしての技術はもちろん、カメラマンに必要なビジネス知識を身につけてきたからに他ならないと思っています。
これからのnoteで、カメラマンに必要な経営戦略についてお話をしていきます。
あ、もちろん戦術についてもしっかり発信していきますのでぜひ楽しみにしていてください。
それでは今日はこのへんで!ノシ
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