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【面接対策】志望動機の作り方

Xin Cao ✈✈✈
Kenです。
2年以上外国籍エンジニアの方のキャリアドバイザーをしていますが、面接の際の志望動機の作り方は非常に相談される場面が多いです。またアドバイスする立場として一定の評価指標を持つ必要を感じてから、誰でも作りやすい志望動機の考え方を考案したいと思いました。本記事では、私が意識している志望理由の作り方について紹介します。

まず、一言でいうと

数学の証明に習う

という考え方を採用しています。小難しいようであまり難しくないので、よければ最後までご覧くださいmm

リンクは数学の証明の解き方ですが、※本記事にはあまり関係ないですw
数学の証明は、命題があり必要な条件が満たされていることを順に証明していきますね。私の考える志望動機の作り方はまず、御社に入社したいという命題を明らかにしてそれに肉づけすべき情報を考えていきます。
命題に採用する考え方はこんな感じです。

①私はAがしたい。御社でAができる。
②私はAができる。それを生かして御社でBがしたい。

①のは新卒の場合②は中途の場合です。
この前提からスタートして、これの理由になる要素を分解して考えます。

①の場合は
・私がAをしたい理由
・御社でAができる理由


②の場合は
・私はAができる理由
・御社でBができる理由
・Aを生かしてBができる理由

例えば、機械系の学部出身で新卒のAさん。日本のメーカー企業で海外でもシェアを持っている企業に応募する場合は

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みたいな書き出しから始めます。これにより、よく忘れがちになる

結論から話す

というポイントを押さえて話出すことができます。
このあとは、私がAをしたい理由と御社でAができる理由を書いていきます。

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Aをしたい理由では自分の価値観や就職活動の軸について、
Aができる理由では企業研究で調べた情報

このことを意識して書けば志望理由は比較的わかりやすくなるのかなと思います。この方法は一から志望動機を考える場面でも一度考えた志望動機が分かりやすいか確認する場面でも使えるロジックです。この例の場合の完成した志望動機はこのようになります。

私は機械設計エンジニアとして御社で働くことで、グローバルでも評価されるような高い品質の機械を設計できると思い志望しました。なぜなら私は大学で機械設計を学び、品質の高い機械の設計をするために試行錯誤することは、やりがいがあると感じました。 御社は自社で工場を持ち、設計から販売まで一貫しているので、設計した製品を自社の製造や品質管理、お客様からフィードバックを得られる環境だと思います。また世界xxヵ国でシェアx%を持っていて、世界中で信頼される製品を設計している証拠だと思います。 以上の理由から私は御社で機械設計エンジニアとして働きたいです。

志望動機を考えるために重要なことは、
結論を明確にして、自分の感情と企業の情報を分けて考えることです。
自分の良いと思った企業のポイントを事実と感情に分けて考えることで漠然と考え始めると闇に落ちて結論がでないまま、ぐちゃぎちゃな状態になる事態を避けることができます。
志望動機はどの企業に応募する際にも準備が必要なので、要領よく考えられるようになると実質的にも精神的にも就職活動にプラスになると思います。

ご参考になれば幸いです。
ではまたの機会に✈✈✈

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