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劇的な幕切れとなったWBC。
決勝日は珍しく出社で(テレワーク主体なので)、ランチ時に速報で優勝を知りました。

皆さん、それぞれに感動ポイントがあると思いますが、人財開発担当としては栗山監督の発言やマネジメントスタイルに感銘を受けました。
中でも、不調だった村上選手に対してのコメントには「信は力なり」という言葉が頭をよぎりました。

選手一人ひとりの力を信じて任せるというスタイルは欧米では当たり前のようですが、日本では比較的最近になって定着してきています。ビジネスの世界でも同じです。信じて任せるマネジメントができると、期待に応えようという責任感が生まれます。責任感は自発性・自律性に繋がります。メンバーの自発性・自律性が高まるとマネジメントが楽になり成果も上がります。

ただ、相手のことを理解せずに信じて任せることはできません。それは放任です。
相手の言葉に耳を傾け、共感し、足りない部分についてはどの部分を補えば信じて任せることができるのかを念頭に置いてコミュニケーションを取ることが大切です。
上長から現在の業務内容やアサインの背景・期待すること・今後のキャリアとの関わりを説明したり、本人の資質・強みを発揮できる業務への関わり方を引き出したりすることで、仕事の意味付けをポジティブなものにしていくことができます。

私自身、人財開発を推進するものとして、管理職として、現在のマネジメントのあり方にも注目していきたいと思います。

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