第3回富士山麓Women’s Trail Run
2024/05/17
富士山麓Women’s Trail Runにゲストランナーとして参加してきました。
レースは5月17日だったのですが、今回は前日のブリーフィングで少しお話させていただくこととなり、前日から河口湖へ行くことに！
せっかくなので、河口湖プチ旅行についても書いていきたいと思います。
その前に・・・
Woman's Trail Runとは
約13km,累積標高700mのコースレイアウトで、スタートの羽根子（はねこ）山から整備されたトレイル（登山道）を走ります。「足和田山（五湖台）」を越え、富士山と富士の樹海、湖の大パノラマ「三湖台」を折り返すコースです。
また
「初めてのトレイルランにチャレンジしたい」、「ゆっくりマイペースで走りたい」、「トレイルのレースに出てみたいけど、山の走り方がわからない」。そんな女性たちを応援する、女性のためのトレイルランニングイベントです。
10年近くトレイルのレースは出ているものの、女子限定のレースは初めてで、とても新鮮でした！おそらく国内ではこの大会だけなのでは！？と思うくらいレアな大会だと思います。
レースの詳細やコース図はホームページを参照ください。
ではでは今回のレースの振り返りをどうぞ！
まずは河口湖へGO！
都内～河口湖、そして宿へ
まずは都内から河口湖へ！
河口湖へのアクセスは、高速バスか、JR（特急）でアクセスでき、どちらも2時間ほどで到着予定。同じくらいの所要時間なのにバスは2000円、電車は4000円とバスがすごくお得！ということで、行きはバスで行くことにしました。しかしこのあと電車にすべきだったと後悔することに…
午前は仕事があったので、仕事終わってから移動開始。
平日だからそんなに混んでないでしょと思っていたけど、バスは満席。海外の方々が多く、富士山は人気なんだなあとあらためて思う。
15:15のバスに乗り、河口湖駅到着は17:00着予定。
知らぬ間に寝ていたようで、気づいたらもう16:30。あと30分くらいかあと思うも、バスは上野原を走行中。むむ、河口湖まであと30分で着くのか？Googleマップで調べるとまだまだ距離がある。18時からごはんなので、それまでに到着せねばだけど、河口湖駅から宿までのバスも17:38だし、遅れてもまあ間に合うか。むしろバス待つ時間短くなりラッキーと気楽に構える。
がしかし、到着予定の17時でまだ中央道都留あたり。え、これあと30分で着くの？路線バス乗り遅れたらそのあとのバスしばらく来ないし、ブリーフィングにも遅刻したらそれはやばい！と勝手に焦り始める。もう何も変わらないのにGoogleマップで河口湖までの距離を逐一調べる^^;
17:20くらいにようやく富士急ハイランド着。ここまでくればあと少し！なんとか間に合いそう！とほっとするのもつかの間、河口湖駅周辺の道がほぼすべての信号につかまり、全く進まず、到着したのは17:38。あ、もう終わった…と思っていると、インバウンドの影響からか、料金支払いに時間がかかるということで路線バスも遅れておりまだ前に乗っていたお客さんたちが支払いしてる！！！これはめちゃくちゃラッキー！！なんとか宿に向かうバスに乗れ、バスが遅れた影響で18時はやや過ぎたけど、なんとかたどり着いて一安心。
本日の夜ご飯は超具沢山カレーで、主催者の福田六花先生とも合流し、最近の近況のことなどいろいろ話をして心も体もしっかりエネルギーチャージができました。
ブリーフィングから打ち合わせ
ブリーフィング会場は宿の隣の道の駅かつやま。
スタート地点も近くなので、本当に好立地のところに宿泊でき、本当に感謝です。
今回のウィメンズトレイルランでは、初めてレースに参加する方や、山自体も初めてという方がたくさんブリーフィングを聞きに来てくださり、自分がトレイルを始めたころのことを思い出し、とても懐かしくなっていました。
コース説明後は質問タイムということで、補給の仕方や、登りがきついときはどうして乗り越えるのか、下りで怖がらずに下るにはどうしたらいいのか、レース当日の朝ご飯はどうしているのか、仕事との両立は？などなどいろんな質問をしていただきました。適切に伝えられたかは自信なかったのですが、皆さん真剣に話を聞いてくださりうれしかったです。
（補給についてはやはり興味ある方が多いということも分かり、早くnoteにまとめねばと思っているのでもう少々お待ちください）
ブリーフィングのあと、当日の打ち合わせをしたり（進行にはこんなにも台本があるのか！とびっくりしたり）、Team Rickaのみなさんとお話したりと、気づいたらもう寝る時間。ということで就寝。
レース当日の朝
朝ごはん前に足和田山へ
翌朝はスタート(11:00)まで時間があるので、試走をかねて最高地点の足和田山（五湖台）まで朝ランへ！六花先生からは五湖台まではスタートから400m upくらいだからサクッと行けるよ！と聞いていたので軽い気持ちでスタートしたものの、そもそもスタート地点の羽根子山までもなかなかいい斜度^^;(スタートまでで100upくらいありました。笑）
羽根子山から五湖台まではほぼ登りであるものの、序盤はアップダウンあったり、途中も走れる斜度から歩きたくなる斜度まで斜度変化が多様で、3.5キロあるものの飽きずに山頂までいくことができ、山頂では富士山がドーンと見えて、登り切った爽快感が本当に心地よかったです。1時間くらいで戻ってこられて、朝活にもちょうどいい山でした。
のんびりモーニング
下山後は朝ごはん！普段は朝ランの後は急いで仕事の準備をして出発なので、走った後にのんびり朝ごはんを食べれるなんて幸せだ～と非日常を満喫でき、この時点でこの旅の満足度がかなり高まりました。
ごはんのあとは、同じくゲストランナーの小原さん、オーガナイザーの六花先生、この度スタッフゲストとしてこられている奥宮さんといろいろ話をし、気づけばもう9時！部屋に戻り、走る準備をして、いざ開会式の会場へ。
第3回富士山麓Women’s Trail Run
開会式
10時より開会式がスタート。開会式では生演奏で一人ずつゲスト紹介をしていただき、参加者の皆さんの花道を通りながら1番前まで向かいました。曲はなんと、キューティーハニー！！みゃこちゃんと尾藤ともみさんはノリノリで踊っていたよと六花先生にプレッシャーをかけられるも、踊ることはできずに普通に歩いてしまいましたが（笑）こんなに手厚い紹介は初めてで、たくさんの方に写真を撮っていただけたり、恥ずかしさもありつつも、楽しい時間となりました。
みんなでスタート地点の羽根子山へ、そしてスタート！
開会式後はみんなでスタート地点の羽根子山まで移動し、その後11時から2分間隔のウェーブスタート。10ウェーブあるということで、第2、第3ウェーブのスターターをさせていただきました。1秒もミスできないというプレッシャーに走る以上に緊張しましたが、なかなかできない経験なのでいい思い出になりました。
しかもウェーブごとに曲がちがう！
第3ウェーブのスターターのあと、私もスタートし、後ろから応援しつつ、走らせていただきました。往復するコースになっているので、すれ違いでも応援したり、ハイタッチをしながら励ましあったり、とてつもなく走れるコースなのできついのですが、応援のおかげで頑張れたり、この日は天気も良く富士山もばっちり見ることができたりと、まさにトレラン日和だったのではないでしょうか。
ところで私の走りはというと…
半年ほど苦しんだ坐骨神経痛が再発したのか、実はレースの1週間前から足裏の感覚が鈍くなり、なんか力が入りにくいという状態が続いており、なかなか走るのが怖いなあという状況でした。治療の結果、多裂筋と梨状筋がバキバキでここから神経痛が出ているのではとなり、がっつり治療してもらい、今回のレースは痛みや感覚の鈍さが出るかどうか確認する目的もありました。
結論から言うと、朝ランで山に行ったからか、なぜか走った後なのに張っていたところがやや緩んだ感じがあり、ところどころ気になるとこは無くはないけど（むしろ違うところ張ってる気がするけど）なんとか行けるかも！と思えて、気持ち的に前向きになりレースに臨めました。
スタートから足和田山まで
3.5km(D+459m,D-57m)
朝ランで体を動かしたおかげか、思いのほか体が動いて、朝は走れなかったところも、レースの時は走れて、リズムよく登れたのではないかなあと思います。
足和田山から折り返し
3.5km~6.4km,(D+21m,D-198m)
足和田山から折り返し地点まではめちゃくちゃ走れる下り。自分としてはとにかく早く下らないと！と思って足動かしてるはずが、最近スピードを上げて走ることをしていなかったからか、時計のラップ見るもそこまで上がっていない。ついでに折り返しまでめちゃくちゃ長くない？ここ登り返すんだよね？帰りが不安でしかない。でも六花先生は折り返しから足和田山までの登りはそんなに大したことないよと言っていたし信じるか、いや、足和田山までの登りが話に聞いていたより急だったんだよなあ…とかいろいろ考えながら下る。
折り返しから足和田山まで
6.4km~9.7km(D+236m,D-59m)
折り返しから足和田山までは登りが続く。折り返してしばらくでエイドに到着。ここではメダリストのクエン酸ドリンク、塩ジェル、おかしなどなど。この日は暑くて、ここまで40分くらいだったけど、汗の量が尋常でなく、塩ジェルをいただき、クエン酸ドリンクで疲労物質を飛ばしたいと思い、2杯くらいおかわり。富士山もきれいに見えて、エイドのスタッフの人ともお話しして、元気もいただき、足和田山までのだらだら登りへ再スタート。
塩ジェル、クエン酸ドリンクはこれです。↓
行きで下ったコースを逆走して戻るのかと思って少し気が重かったのの、行きで通った道とは違う道を通る箇所が多く、そっちのほうが斜度急だったり、階段があったりややきつめだったけど、その分適度にアップダウンがあり、永遠に登り続けるのではなく、飽きずに中間地点までは進めました。すれ違うところでは、ハイタッチをしたり、応援したり、それまた楽しく、往復コースの良さを感じていました。さすがに、終盤は足もきつく、足和田山頂直下は急だったこともあり、呼吸も苦しくなりましたが、山頂での富士山に癒やされ、残りはダウンヒルを下るのみ！
足和田山からゴールまで
9.7km~13.1km(D+47m,D-324m)
ここからは3.5km下れば終わり。山頂で60分切ったくらい。全力で下れば1時間15分くらいでいけるか、ほんとに微妙なラインだと思いつつ、最後は全力で走ることに！ところどころ段差が急なところや細かな階段があったり、集中しないといけない箇所もあったものの、走れるところは気持ちよく走れるトレイルなので、時計とにらめっこしながらダッシュ！もう終わりだ！と思ったとき、そこは残り700m地点の神社で、そういえばここやや登りあるじゃん。ここまで飛ばしたこともあり、残りの登りがやたらきつい。それでも歩くものか！！と思って走りきり、ゴール！
結果は…
ということで、ネットタイム
1時間16分20秒
で15分台達成ならず。。。エイドを我慢して行くべきだったのか･･･とやや後悔しそうになったものの、いやいや今回はそもそも足の違和感がトレイルで出るかどうかの確認の目的が大きかったし、なによりもきれいな富士山をしっかり拝めて、富士山麓のトレイルも楽しめたし、今回のレースは当初の目的は達成ということで終了しました。ただ、本気でタイムを狙いたい気持ちも拭いきれず、いつかまた挑戦したいと思います。
表彰式
下山後は開会式の会場で表彰式のプレゼンターの役をさせていただきました。盾と賞品が豪華でこれはまた出たくなる！！と賞品を渡しながら思っていました笑
下山しても快晴でほんとに1日中大会日和な河口湖でした。
帰路
表彰式の後は用事があった関係で駅まで送っていただき、今回は時間がしっかり読める電車で帰ることに。送っていただいたおかげで電車の時間までやや時間あったので、気になっていたおはぎ屋さんに立ち寄り、その後サクッとコンビニでごはん買おうと思い、まずはおはぎ屋さんへ。
なかなかの河口湖価格･･･と思いつつ、ここまで来たんだし、せっかくだか
らと思い、購入。
ここはすんなり行ったものの、コンビニへ行ってびっくり。河口湖駅のコンビニの列が長蛇すぎて雑誌のところまで並んでいる･･･でもあと15分くらいあるし、大丈夫でしょと思って並ぶも、一向に進まない。これほんとに何も買えないのか･･･と思いつつ、ギリギリまで粘るも10分待ってもドリンクのとこらへんまでしか進まず、これはほんとに電車に乗り遅れると思い、買うことを諦め、前日に調達したおにぎりとパンで空腹を凌ぐことに。まさかここでもインバウンドの影響を受けるとは(^^;;
電車の中も外国人の方がめちゃくちゃ多く、デッキで立っている人や、車両の空いてるスペースに座り込んでいるなど席がない人多数。そして改札でしっかり指定席の券持っているかチェックされたのに、自分の席にもうすでに誰か座っている...外国人の方かつ眠っておられたので声をかけるかめちゃくちゃ悩んだものの、ご飯座って食べたいな、、、という欲に駆られ、申し訳ないと思いつつ声をかけるとすんなり席をかわってくれて、一安心。落ち着いてお昼ごはんを食べられました。
トラブルはまだ続き･･･・(￣｡￣;)
確実に時間通りに行くと信じて乗ったのに、この日に限って中央線で人身事故があり、中央線が遅れているということを知る。結局遅れてしまうのか....とまたそわそわしたものの、なぜか特急は遅れずに予定通り新宿に到着し一安心。そんなこんなで、いろんなことがありましたが無事に用事にも間に合い、充実した休日を過ごすことができました。ゲストランナーとして走らせていただき本当にありがとうございました！
初河口湖でしたが、都内からアクセスが良く、富士山もバッチリ見えて、外国の方がたくさん行くのも納得。今回は弾丸でしたが、次はもっとゆっくり山に行ったり、河口湖の方ぶらぶらしたりしてみたいなと思いました。
では次回こそ、補給編。お楽しみに！
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