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いまも通用する曲と古く感じる曲の違いはどこにあるのか。

最近よく音楽を聴いているので、いろいろと考えている過程で不思議に思っていることがあります。

それは古く感じる名曲と、古く感じない名曲があるということです。

ちなみに曲としての価値のことではありません。

聴いていて「いい曲だけど、昔の曲だな〜」と感じることがあるということです。

おそらくアレンジが原因だと思うのですが、曲としての感覚がぜんぜん違うことに驚いてしまいます。

もちろん曲を作っているアーティストもずっと聴き続けてほしいと思って作曲すると思うのですが、実際に曲を発表するときはそのときのリスナーに最適化したアレンジをするんだと思います。

いま聴いても古く感じない曲というのは一部にはそういうことを見越してアレンジが加えられた曲も一部にあるとは思います。

しかし、そんなことはビートルズでもできなかったので、この違いは一体何なんだろうと思います。

流行は繰り返す的な意味で、一周回ってアレンジが新しく感じるようになったのか。

ビートルズでもレッドツェッペリンでもクイーンでもアバでも、何億枚もレコードを売ったアーティストの曲を聴くとスケール感がある気がします。

これらのアーティストはブレイクを経て当時では考えられないくらい売れまくったので、レコード会社に対して主導権を取れたのだと思います。

つまり自分たちでコントロールできるがゆえに、売れ線を狙う必要がなく結果的にあとの時代にも通用するアレンジを使うことができたのでしょう。

プロデュースという面もありますが、どのミュージシャンを起用するかも含めて立場の弱いアーティストの場合、レコード会社の要求を断ることは難しいでしょう。

うまく言語化できませんし、あまり論理的でもありませんが、そんな風に考えました。

プロのミュージシャンでもありませんが、一リスナーとして興味があるので今後もこのことについては考えていきたいと思っています。

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